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31歳セブ島留学記⑭国内線でダバオに行こう!

こんにちは。矢野と申します。
セブ島留学を終えて日本に帰ってきて2ヵ月。
日本での生活にはさすがに慣れましたが、やはり私はどうしてもフィリピンに心惹かれるものがあるらしい。
いつかちゃんと住んでみたいです。フィリピン。

さて今回は、フィリピンのダバオという街に旅行に行った時の記録です!
とってもいい街だったので、ぜひ行ってみてください!


旅のきっかけ

7月の終わり、日本人の友人に
「国内旅行に行かない?」と誘ってもらいました。
7000以上の島があるフィリピン。せっかく来たならセブ島とマクタン島以外も行ってみたい!というのがきっかけです。

この段階で友人も特に目的地があったわけではなかったので、一緒に目的地を探すことにしました。

計画をたてよう!

私たちの旅の条件は以下の通り

・金曜の授業後に出発して、日曜の夜には帰ってきたい。
・なるべく安い交通費で行きたい
・行ったことのない場所に行きたい
・きれいなビーチのあるところでまったりしたい。
・ていうかまったりしたい。

友人はIELTSを受験するためのがっつりコースを受講していて、ちょうどこの時は模試終わり。
一旦解放されてまったりしたーい!ということだったので、まったりできる旅をすることに。

授業を休みたくないので金曜授業終わりから日曜の夜まで、というところは我々のマストです。
社会人留学生、自分のお金で来ているので授業サボりたくない気持ち超つよい。

ここから怒涛の旅先検索ラッシュ!
「ここ行きたいねー」
「チケットちょっと高いねー。ここは?」
「あー、飛行機の時間微妙だねー」
というやりとりが、ポンポン進んでいきます!

今までで行ったどの旅の仲間より、一番熱量が近くて計画立てていて楽しかったー!

ちなみに我々は
「興味があるところへは例え別行動になったとしても行く」
というところも共通しています。
ひとりでも楽しめる旅仲間というのは本当に気を遣わない!

というわけで、

・金曜夜セブ発、日曜夜セブ着の便がある
・航空券が安い(往復7620円)
・ビーチが近い
・離島にも行ける

という、我々の希望を一番叶えてくれそうな島、ダバオに決定しました!
ここで友人のルームメイトでもあり私のバッジメイト(同時期入学生。飛行機も一緒でした!)も合流。
3人旅のスタートです!

ダバオって、どんな街?

セブから飛行機で1時間ちょっとで着く街、ダバオ

ミンダナオ島に位置し、マニラ、セブに次いで
第3の都市とも呼ばれているそう。
(セブって2番目なんだ)

ミンダナオ島、って聞くと「治安不安定なんじゃ?」と思いがちですが、ダバオは非常に安全な地域。フィリピン1とも言われています。

なぜなら前大統領の故郷であり、治安管理がしっかりされているから。

マニラに住むフィリピン人の友人も
「仕事で1ヵ月住んでたけどあそこは最高!」と。

語学学校の先生からも
「ダバオに行くことにしたんだ!前大統領の住む街だから安全だよ!」
とお墨付きをもらいました。

そしてナイトマーケットドリアンが有名なんだとか!
語学学校の先生は
「ダバオはフルーツがとにかく安くて美味しいの!絶対食べてきてね!」と、
授業の45分をすべて使ってフルーツの美味しさを熱弁してくれました。

フルーツ好きの私、大歓喜!
ダバオへの期待、高まりまくり!
金曜の授業終わりを待って、ワクワクの出発です!

1日目

出発

金曜日の授業が終わったらすぐにシャワーを浴びて、セブマクタン空港へ出発です!
Trip.comのポイントが貯まっていたのでラウンジが無料!
何気にラウンジデビュー。

どきどき
結局コーラが一番


ちなみに今回も旅のお供でこの子を連れていきます!
自然がいっぱいの島らしいので映えるかなと思って。

今回はフィリピンエアでの旅。
機内食が出るという事なのでラウンジでは軽くご飯。
ちなみに機内食は乾燥豆だけでした。うそーん。

あっという間にダバオに到着です!
ちなみに、国内線でもパスポートのチェックがありました。
お忘れなく!

ホテルに行こう!

空港に撮影スポットあるの楽しい。

空港に到着。
まずはGrabで宿に向かいます。

Grabに乗って、一瞬でダバオの街が好きになった私。

なぜなら道が超平らだから!!!

がたがた道が当たり前のセブ(マクタン島)とは大違い!
街並みもどことなく日本ぽい。
Grabの運転手さんも超いい人!
日本行ったことあるよーって言って、おしゃべりが弾みました!
この4ヵ月で1番いい運転手さんだったなぁ…。

宿はこちら。

一人2400円ほど。

ウォークインクローゼットに冷蔵庫もついたきれいなお部屋でした!
(ちっちゃいGには何度か遭遇しました。やむなし!)

荷物を置いたら…

ナイトマーケットへ行こう!

宿から歩いて数分の
"Roxas Night Market"へ。
夜でも女子だけで全然歩けちゃう治安の良さ。最高!

ところで、食べ物の屋台以外に服、アクセサリーが売っているようなナイトマーケットって、マクタン島にはないんです。
なので今回は楽しみにしていたのですが…

フィリピンでも流行のタンフル(フルーツ飴)
フィリピン流バーベキュー!


コーンにバターとチーズをこれでもかとかけたやつ。
これ食べたかったの!
ドリアンアイス。
通常ここからさらに5スクープくらい載せてくれます。
(ドリアン怖くてストップかけた)

美味しいお店がいっぱい!綺麗!楽しい!

大通り一帯がナイトマーケットになっていて、飲食ゾーン、雑貨ゾーン、アパレルゾーンというように分かれています。

それぞれのゾーンの出入り口にはガードマンが立っていて、持ち物検査もあります。
なんて安心安全なマーケット…!

生のドリアンは大きいしホテルにも持ち込み禁止なのでドリアンアイスでドリアンデビュー!

まったり濃厚で甘くておいしかったー!なんとなく予想通りの味でした!

あとはヘッドマッサージをしたり…

ヘッドだけど肩までやってくれた。
最後首ゴキ!ってやられた。

アクセサリーを買ったり…

150ペソだったかな?
語学学校の先生に「めっちゃいいじゃん!買い物上手!」ってすごい褒められた。

ダバオの夜を満喫しました。

明日は島に行きます。おやすみ!

2日目

まさかの地震で起床

今回の旅はまったりだから、起きた時間で予定考えようね!と話して就寝したら…
朝7時過ぎ、久しぶりに感じる違和感で目が覚めました。
この感覚、なんだっけ…?と寝ぼけ眼で考えていると、大きな揺れが!!

違和感の正体は初期微動でした。
部屋の友人たちも目覚め、しばしフリーズ。
地震慣れしている日本人の私たちでもちょっと大きめに感じる地震。
ましてここは海の近く。津波とかある…?
今日我々離島に行くんだけど…。

ホテルの中は非常ベルが鳴り響いていて、とりあえず外に出た方が良さそう。
最低限の持ち物で外に出ようとすると(部屋は2階)
上の階からパニック状態の人たちが大勢降りてきました。

地震のない国の人とか、めちゃくちゃ怖かっただろうな…。
ちなみにこの時の地震はマグニチュード6.8でした。でかめ。

しばし外で待機していたのですが(正直めっちゃ怖かった)
「もう大丈夫そう!」的なことを街の人が大きな声で叫んでとりあえず避難は終了。

変な時間に目が覚めちゃったので一旦二度寝して、今日は離島へ向かいます!

サマル島へ行こう!

今日の予定はサマル島に行くこと。宿もとってあります!
港に着くと、船の時間まではまだ時間がありそう。
というわけで、お隣のラモン・マグセイセイパークへ。

ラモン・マグセイセイとは、第7代目の大統領のこと。
数日後にお祭りがあるらしく、準備の最中でした。

この木なんの木?

マクタン島にはなかなかまったりできる公園は無いので新鮮!
こういうところもダバオのいいところかも。

これがタマリンド…?

暇そうなキッズたちに取り囲まれ、ちょっとだけおしゃべりしました。

ぜーんぶドリアン!

公園の側はドリアンロードと呼ばれる、ドリアンをはじめとしたフルーツ屋さんの並んだ通り。
ドリアンは買えないので、ランブータンを500g購入!

いつでもどこでも食べられます。
やったね!

船の時間が来たので、港に戻ります!
今回乗るのはちっちゃめのボート。

透明度!
魚の群れ、すごくない!

透明度がものすごい海を見ながらボートでまったり。
乗客が集まるまで待つそう。

フィリピンはクラッカーの種類が豊富!
これはエンサイマーダ味。

サマル島に行く人ってどれくらいいるんだろう。
待てど暮らせど出発しないボート。
これはいつ出発するんだ?と思っていると
「あと60ペソ(だったかな?)追加で払ったら、今すぐ出発するけどどうする?」
と。

周りの乗客は「それがいい!」とにやにや。
え?これ払うの私たちだけ?みんなグルなの?
騙され慣れてない私たち、一気に疑心暗鬼。

結局払ったかどうかは忘れてしまったのですが、(そもそもあの人は船の人だったのか?)無事にサマル島へたどり着きました!

早速ビーチに向かいます!
着いたのはカプシャンビーチ。

ちょっと陽が落ちかけてます。

ちょっと波が高めでしたが、海水浴を満喫です!

うちの子も喜んでいました。

念願のビーチでまったりを楽しんで、宿に向かいます!
サマル島で乗ったのはトゥクトゥクみたいな乗り物。
良心価格で安心!

名前なんて言うんだろ

サマル島もダバオとおんなじでとっても道が平ら!小さな島でも道が綺麗に舗装されてるなんて感激…!

今夜の宿は…

こちら!
4組ごとに泊まれるコテージが何棟か立っています!
ラウンジは壁が無くて(壁が無くて?)開放的な雰囲気!

アートを楽しむ宿、というのをコンセプトにしているらしく、素敵な作品がたくさん並んでいました!

ベッドが4つありました!

お部屋はこんな感じでシンプル。
お部屋によっては内装が違うのかもですが、我々は寝られればOK!

水着を洗ってシャワーを浴びて、夜の8時台にもう寝られる状況。
予定をつめつめにしない旅、最高!
おやすみなさーい。

3日目

のんびり朝ご飯

3日目もいい天気!

南国やー!

宿は朝ご飯付き。
ご飯を食べる場所もアーティスティック!

オシャレすぎる!
ワンちゃんもなんだかオシャレ!

朝ご飯はこちら。

ご飯の量がフィリピンって感じ。
目玉焼きちょっと怖かったのでレンジで加熱しなおした。

朝ご飯を食べたらその日のプランを練ります。
お土産を買いたいのでダバオに戻って買い物に行くことに。
昨日のように船がなかなか動かなかったらこわいので、早めに移動します。
ありがとうサマル島!

今回はフェリー移動。
ダバオに一番近い港から乗ったので、あっという間に着きました!

急性ドリアン中毒!?

まずはお土産屋さんがたくさん入ったモール"Poblacion Market Central"へ。

フィリピン産カカオのチョコレート屋さんに、ばらまき土産にピッタリなアクセサリーを売るお店、フィリピン料理が食べられるフードコートなど、なんでもそろいます!
値段も良心的!

ドリアン味のお菓子やミサンガ、チョコレート(マジで美味しかった)を購入しました!

この時、ドリアンソフトキャンディー?柔らかめなドライドリアン?みたいなものを試食でもらった私。
しばらく買い物を続けていると、なーんか変な感じに…。

なんとも説明しがたいのですが、今までの疲れが一気に押し寄せてきたというか、猛烈な睡魔が。とにかく横になりたい…。
フードコートへ行く友人たちを見送って、しばしベンチで横になりました。
(警備さんにすぐ注意されて結局休めず…)

ドリアンとコーラは食べ合わせが悪いらしく、私はその時確かにコーラも飲んでいました。

ドリアン×コーラが良くないのは知っていたのですが、
ドリアンと言っても加工品だし、ほんのちょっとだし、別に関係ないかぁ…と思っていたのですが、もしかしたらそれが悪かった…?
もしかしたら軽めの熱中症かもしれないし、真偽のほどは分からないのですが、なんだか不思議な体験でした。
(15分ほどで復活しました)

フィリピンで大仏を見る

次はLong Hua Templeへ。
フィリピン最大級の仏教寺院です。

入り口はぞうさん

華僑の文化が根付くダバオ。春節にはたくさんの人たちがお参りに来るそうです。

ドーン!
大仏とヤシの木

南国で見る大仏、なんか不思議な感じ。

空港へGO!

飛行機の時間まで微妙に時間のあった私たち。
どうしよっかなぁと考えていると、友人の一人が
「私ちょっとビーチ行ってくるわ!」と。
「興味があるところへは例え別行動になったとしても行く」がモットーの我々はここから別々に移動します!

どこに行こうかなぁ…と思ったのですが、私ともう一人の友人は先に空港に行って、まったりすることにしました!

空港の中もお土産屋さんがたくさん!
ここで飛行機が遅延。まったりを通り越してちょっと退屈でしたが、無事にセブに戻ってきました!

ただいまー!

ちなみにこのあと、学校の夕食が間に合わないのでジョリビーで食べて帰ろう!となったのですが、ビーチに行っていた友人は
「私はテイクアウトして学校で食べるわー」と、一足先に帰って行きました。

最後まで自由なこの旅、プライスレス。



2泊3日のダバオ旅。
自然豊かなのに道は平らだし(まだ言う)、本当に素敵なところでした!

余談ですが、学校にいるときは事務にパスポートを預かってもらっています。
パスポートを返す時に事務のマダムに
「ダバオに行ったの?どうだった?」と聞かれたので
「最高だった!だって道が平らなんだもん!」
と答えて笑われました。

事務のマダム、200人いる学校でなぜか私のフルネームを認知してくれていて、時々「お菓子食べる?」とか声かけてくれて、すごくいい人達でした(2人いた)。
元気かなぁ…。

もしまたフィリピンに留学するチャンスがあったら、今度はダバオに留学してみたい!

セブからも近くて、近場の旅行にもってこいなダバオ、ぜひ行ってみてください!

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矢野アミノ
現在無職ゆえ、サポートを頂けると大変ありがたいです!