2024.9.23 JBCF南魚沼ロードレース
それなりのプライオリティで臨んだこの大会。ワンチャン昇格目指したいと思いながら練習はしてきた。
小出コーチにもその旨は伝え、「対策しやすいコース」ということで明らかに増える5分走。暑さで調子を崩し、距離は乗り込めなかったものの良いときの数字まで戻しながらこの大会に臨むことが出来た。
前日のクリテリウムはスキル不足すぎて勝負出来ずに終了。
まあ、クリテリウムはおまけだからね!!!うん!!!
1周12kmのコースは分かりやすい構成。5分坂の途中にコントロールラインがあるので、坂を登るのは0.7坂+3坂+0.3坂といった感じ。
行きはダム湖の奥へ下り基調。比較的流れるがトンネルが多いので落車には要注意。一番奥は2車線からいきなり1車線となり、狭い橋を渡るのが2回。ここは確実に落車ポイント。そこからは登り基調のアップダウンを繰り返す。
残り3km地点からはダイナミックなダウンヒル。ヘアピンを4回繰り返し、最後は速度70km/hを超えるので縦伸び必至。最後は左折し、500mほど登ってゴールとなる。
当日は7時30分スタートということで、「ヒルクライムか?」という時間。
土曜日に試走は済ましておいたので、当日は試走なし。ローラーでのアップに集中する。心拍も心地よく上がるし、脚の感じも悪くない。
気持ち早めにアップは切り上げ、前から30-40番手くらいで整列が出来た。いくら2車線フル封鎖のロードレースとはいえ、150人超えるレースだと番手を上げるだけで精一杯になってしまう。
前日のマネージャーMTGでは2km過ぎのトンネルを過ぎてからリアルスタートということで、前述の「0.7坂」がパレード走行になるイメージ。
のはずだった。
定刻から2分遅れの7時32分スタート。スタートしてから500mほどのフィードゾーンを過ぎたあたりで唐突なリアルスタートが切られる。
「え?」と思いながらも、スタートはスタートなのでとにかく踏み切る。
とはいえ、比較的斜度が緩い場所だったので、スリップを使いながら最初の坂は上手くこなすことが出来た。
トンネル区間は集団の中でぬくぬく過ごす。が、一番奥の橋でやはり縦伸び。昨日と同じ過ちを繰り返し、中盤くらい?で入ってしまった結果、中切れを埋める無駄足を使う羽目に。
最初の橋では後ろから落車した音も。この人数でハーフウェットな路面。それは落車も起こるよね。と思いながらも中切れを埋めていく。
そして問題の下り区間。1周目はひたすらチキって下っていた。ある程度マージン持ってコーナーに入るとガンガンイン側を差してくる若者たち。翌日は仕事のおじさんなので、そこの位置取りは無理せず譲ってみたが、これが後々自らを苦しめることに…。
登り区間に入ると、自分の位置が第2集団後方であると気付く。どうやら大規模な中切れがあった模様。第2集団のスリップをうまく使いながら、コントロールラインを過ぎた後の右ヘアピンでなんとか復帰。
ただ、息も絶え絶えで既に千切れそう。なんとか5分坂のテッペンまで到達できた。
2周目のダム湖周回は特筆すべきことはなし。このへんから某大学の子が近くを走ってるんだけどどうもリズムが合わず、なんとなくストレスを感じながら走る。離れたいんだけどどうしても位置取り的に近くになってしまう。相性が合わない人っているよね!
5分坂はキツいなりになんとかクリア。次は相当気合い入れないとクリア出来なそう。
3周目のダム湖周回に入り、逃げがいる感じ。ここではだいぶ人数も絞られてきているので、前に上がれる場面も増えてきた。
なぜかE2にいるN井君が逃げを捕まえるべくアタックするので、チェックする人をチェックする人をチェックする人くらいにチェックしてローコストで逃げ吸収。
下り手前の左コーナーで落車が発生。N井君がコケてるのが見えたが、幸い別のラインで走っていたので無事回避。何人か巻き込まれたろうな…と思いながら、自らにチャンスが巡ってきたとポジティブに捉える。
下りも遅いなりに丁寧に周り、長い直線下りで追いつきながら最後の5分坂へ。
なんかよく分からないけど集団が緩んだので前へ出る。
7倍以上出せる脚は無かったので、5.0-5.5倍で刻む意識で。
緩いわけではないこのペースでアタックがかからなきゃベストだし、かかったらかかったで、なるべく前でアタックを受け止め、集団の最後尾に張り付く走りがしたい。
3番手でコントロールラインを通過。前2名との差が開くが、自分でその差を詰めるとくたばること必至なので、5倍超を刻みながら周りに間を埋めてもらう。その後も80回くらい千切れようかなと思いながらもギリギリ最後尾で5分坂をクリア。
地元麒麟山が1名逃げてるが、そのまま行けそうな雰囲気はない。
死にかけの自分はなんとか集団内で回復を図る。ダム湖周回は大きな動きは無く、最後の下りへ。ここの位置取りがまずかった。
30人もいない集団であったので、大きく離れることはないだろうと思っていたところ、下りでまさかの中切れ発生。当然縦に大きく伸びているので、埋めることも叶わず。
残り300mで集団に追いついたものの、そこから再度踏み直す脚はなく、グダグダでフィニッシュ。
結果としては毎度おなじみの先頭集団最後尾でのゴールとなってしまった。
今までは先頭集団でゴールできて良かったけど、このレースはそれではいけなかったというのが本音。とはいえ、最後の5分坂で息絶え絶えだったので、最後の下りで上手く位置取り出来たとしても戦えたのかは分からない。
そこから逆算していくと、結局1周目終了時の無駄足がすべてだった気がする。前日のクリテリウムしかり、この2日間は自分の位置取りの下手さやコーナーリングスキルの未熟さで勝負の土俵に立てなかった。
ただ、最後1周の下りは今までに無い感覚で上手くコーナーを走れた。
空気圧をSramのサイトを参考に見直し、今までより低くしたことも要因かもしれない。
今シーズンのJBCFも残り2戦。なかなかE1昇格は遠いけど、少しでもその目標が現実に見えるくらいの位置で勝負をしたいところです。
そしてやっと、小出コーチと直接お話できました!!!!!
コーチに見ていただき、明らかに走りが良くなった自覚があるので、今後もご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m