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買うのは簡単!捨てるのは大変!父の死から学んだこと
お盆を目前に、前立腺がんを患って4年経過した父が亡くなりました。
最初から積極的な治療をしない方針だったのと、お酒とタバコが生きがいのわがまま放題の父なので、看取りで入所(入院)できるとことがなく、結果、最後の3か月を寝たきりでしたが自宅で過ごしました。
在宅で看取るという体験を通して、学んだこともたくさんあります。
このコロナが蔓延しているご時世に、入院していたらできなかった家族の「ふれ愛」がたくさんできました。私達家族は、良かったと思っています。
遺産整理という体験
今回のテーマ、「買うのは簡単!捨てるのは大変!」
というのは、お察しかと思いますが、遺産整理のことです。
実家は、もともと物が多く、部屋の中には足の踏み場もなく、しかも立体的に物で埋め尽くされていまちす。
ここは、ゴミ箱ですか!状態です。
父は、家事を一切しない人だったので、おそらく、この世にゴミの日があることを知らなかったのでしょう。
父のは部屋には、同じラジカセが何個もあったり、同じような洋服がタンスや引き出しに、びっしり入っていたり、タンスがいっぱいになると、空中に棒を渡して洋服かけを作ったり、帽子は壁一面にかかっているし、カバンも山積みになっていました。
父にとっては、すべて必要な物だったのかもしれませんが、私からすると、すべてゴミにしか見えません。
なぜなら、使っているところを見たこともなく、何年も使わないので、物は埃まみれになっているからです。
父が生きている間は、毎日様子を見に車で10分の実家に通い、父が亡くなってからは、一人の残った母の様子見と、ゴミ捨てにほぼ毎日通う状態です。
買うときのエネルギーと、捨てる時のエネルギーの違い
物を買う時は、
一つだし、新しいし、嬉しいですよね。
プラスのエネルギー、ワクワクするエネルギー♪
でも、物を捨てる時には、
めんどくさいし、他のゴミ捨てるので重たいし、まだ使えるものだとすると、罪悪感もあるかもしれないし、大変な思いをしますよね。
物を捨てられない人多いのは、その
負のエネルギーというか、マイナスのエネルギー。を感じます。
今、実家のゴミを捨てながら、すっごく余計なエネルギーを使っているな~と思います。
こんな思いをするのなら、最初から少しづつ物を捨てたほうが、無駄なエネルギーを使わずに済むことを、心の底から経験し、
私は、そうはならないぞ!と決意するものの、実家ほどではないものの、捨てられない洋服とかあるし、
仕事の編み物道具や毛糸などの材料は、私にとっては宝の山でも、人にとってはゴミかも・・・って思います。
なぜ、ゴミだと感じるのか?
だけど、私が父の物を、ゴミだと思ってしまうのは、大切に使われている感じがしないからなんですよね~。
なので、必要なものは、整理整頓して大切に使おう!と
心に決めたのです。
良い教えを身をもって体験させてくれている、父に感謝です。