組織で働く人が『幸せに働くため』に必要なコトとは?
「今、幸せに働けてますか?」
ご自身に問いかけてみて、いかがでしょうか?
この問いって、言い換えると
「主観的な幸福感をどれだけ得られているか?」
つまり、同じ状況の人がいたとしても、
「現状をどう解釈しているか?」で
答えが変わってきます。
「幸せ=主観的な幸福度」としたときに
組織の中で働いて幸せと思えるかどうか?を考えるには
4つのバロメータがあると言われていて、
確かに、仕事に関するセッションをしていても、
賃金や人間関係には満足しているのに
この4つのどれかが自分に合わなくて、
これからのキャリアに悩む…というケースは多々あります。
(ただ、この4つが絶対YESでないといけない!って訳ではなく、あくまで指標の1つ。
「ご自身で納得しているかどうか?」が何より一番大事です)
で、こういうことを聞くと、
人事や上司の気持ちとしては
「会社のメンバーに、幸せに働いてもらいたい!」
となるわけですが
この4つの要素を持つ人材に育成するには、
会社・上司は何をすべきなのか?
その答えは・・・
「上司自身が、楽しんで仕事をすること!」
なんですって!!!!
(いやー、面白い!!!!)
上司が今の仕事にハマって
楽しんで、
その様子を部下に見せているかどうか?
1人1人の「現状の解釈」は、
完全にコントロールはできないですが、
上司が商品に対してぐちぐち文句ばかり言っていると、
好きだったものも段々嫌いになってしまいますからね。
(私は新卒時代に、そんな経験がありました…)
スキルや専門性の穴は
他の人で埋めることができますが
メンバーの気持ちを高めていけるような雰囲気をつくれる、
「楽しむ力」は代替が効かないんですね。
たとえば、
上司がむっす~とした顔で会議に出てるのと、
口角上げながら会議に出てるのでは、
こちらも意見の出しやすさが変わってきますからね。
部下目線としては、上司は選べませんが、
「楽しむ」ことは、リーダーじゃなくても
とても大切な観点だと感じます。
ただ、「急に楽しめ!と言われてもできないよ~!」
って思っちゃうじゃないですか。
これ、私の経験上、
そう思われる方は、
現状どこかで無理や我慢をしているケースがほとんどです。
(そして無意識でやっていたりも・・・)
自分の心も身体もゆるんで、
余白ができたときに、
目の前のことを楽しむマインドに近づけます。
まずは今握りしめている無理や我慢を
手放すところから・・・。