たかぎなおこさんにこの身を捧げたい
この人の本が並んでいると当たり前のように手を取って読み始めてしまう。
なぜだ?
ほのぼのとしたイラストだからだろうか。
誰しもある女性のあるあるが散りばめられているからだろうか。
理由は何でもいい。
自分が惹かれて手に取ったものに理由なんて必要ない。
前置きはこれぐらいにして。
私が一番最初に出会った本はこれ↓
別に身長が150センチだから、というわけではない。
まぁ私の周りに小柄な人はそこそこいたけれど、まずは表紙を見て欲しい。
とってもほのぼのしてくるだろう・・・・。
当時コミックエッセイといえば「ダーリンは外国人」が代名詞として君臨していた(と勝手に思ってる)
「ダーリンは外国人」はスタイリッシュな内容だなぁと思ってた私
(と勝手に思ってる)
似たようなタッチの絵と内容に多少辟易していたところに、その中にたかぎさんが光り輝いて見えたのだ。
このほのぼのとしたタッチが、疲れ切った私に癒しを与えてくれるだろうと。
確信した。
当時六畳一間のささくれ立った畳敷が唯一、一人休まる場所。
にも関わらず満足に仕事疲れを癒すこともままならないほど、いっぱいいっぱいだった私。
とにかく手軽に「癒し」が欲しくて、休みの日にはまるで吸い寄せられるようにショッピングモールへと足を運ぶ。
学生時代「本の虫」だった私。本屋に寄らない理由などありゃしない。
ファッション雑誌を一通り眺めた後、何となく一周したついでに、エッセイコーナーへ。
(コミックエッセイは、芸能人のエッセイ本と一緒に並んでいたことが多かった。ミーハーな私は芸能人のエッセイにハマっていた)
そんな疲れ切って疲れ切って
ボロボロのボロ雑巾のようだった私の心に
そんな私の心にたかぎさんはクリティカルヒットしたのだ←(流行りに乗ってみる)
光の速さで会計を済ませ、流行りのファッションや雑貨が並ぶお店を尻目に電車に飛び乗って、部屋に帰るなり早速読んだ。
捲る手が止まらない。
その時の私はカワイーカワイーの連発だったろう。
おそらく15分くらいで読み切ってしまったと思う。
そこから私のたかぎなおこ愛が炸裂。
新刊が出れば無条件に買ってしまう。
当然友だちにも勧めまくった。その友だちもクリティカルヒットしてくれた模様。(←まだ言ってるよ)
次第にたかぎさんを「神」と称えるようになっていく・・・・・。
というのは少々言い過ぎですけど。
さてさて中身はというと・・・
150センチあるある
この身長で得したこと、損したこと→こっちが圧倒的に多かった気がする。
などなど。
一番共感したといえば、世の中の標準サイズが150センチさんからしたら
でかい。
ということ。
確かにーーー。私もそう思ってた。
何がフリーサイズだ、このやろう!と思うことしばしありますよねー←口が悪い
ちなみに続編も出ています。
あれから数年(いや数十年・・?)の時が経ち、たかぎさんはめでたくご結婚されてお子さんもいらっしゃるそうで。
これも読んでみたいなーと思っていて、私の心がブックオフと本屋を行き来している状態。
お母さんになったたかぎさんの感性が本当に素晴らしくて、私もまるおが赤ちゃんの頃、こうやっていろんなことを面白がれる余裕があれば良かったなぁと多少反省の心がチラつきつつ、これらの中身を「レタスクラブ」のwebサイトで読ませてもらっています。
たかぎさんの、のほほんとしつつもついついダラダラしたくなってしまう世界観、これからもついていきます!!!
たかぎさんの回し者のようで恐縮だが、今回紹介させてもらったもの以外にもたくさん出してます。
前から知ってる人も、そうでない人も、気になってしまった人も、ぜひ、見てみてください。