ずっと独身でいるつもり?《ドラマ・映画の記録》
はじめに
《映画・本の記録》では特に印象に残ったシーンを考察しながら、自己満記録としてまとめていきます。
※この記事はネタバレを含みます。また、記事内の考察・感想は全て私個人の見解です。
気になったシーン・考察
■姑の古い考えとどっちつかずの彼氏
姑の第一声。ん?なんで?なんでそれが前提?
疑問しか出てこなかった。ていうか理解ある彼氏なら、今ここに一緒にいるなら、反論してよーーー!!!!!
自分の母親の意見にも彼女の意見にもどっちつかずで、なーんにも考えていなさそうだった。
なんやかんやで結婚を決意したまみが、ブライダルチェックに誘うと「え?俺も必要?男なのに?なんか怖いし・・・まみだけじゃだめ?お願い」という始末。
仮に子供が産めないとなって自分が原因だと分かった時、彼はどうするんだろう?家族になるっていう意味をきっと理解できていない。軽すぎる。。
映画内での不快要素はたくさんあるんだけど、この発言が1番だった。
■結局、子育ては"女性がするもの"なのか
世の中にはたくさんいるだろう、なんちゃってイクメン夫。
彩佳の旦那もその1人。
同窓会に行く日だけ子供の面倒を見ていてほしいとお願いし、その時はOKしたものの(この時も気だるそうな顔してた。彩佳も見逃してなかったと思う)
当日は用事をつけてドタキャン、結局彩佳が面倒を見ることに・・・。
子供とは遊ぶけど、泣き始めると「彩佳じゃないと泣き止まないよ」と自分が面倒だと感じることは押し付けてきて、不快だった。
ここのシーンを見ていたら、ハライチ岩井さんを思い出した。「イクメン」という言葉があまりにも自然にあるからか、疑問にすら感じていなかった自分が恥ずかしかった。
余談だけど、私は彩佳を演じていた徳永えりさんという女優さんの演技が好き。『恋のツキ』というドラマもとっても素敵でした。また観たいな。
■あんまり共感できなかった2人の登場人物
1人目はパパ活女子の美穂。
今までお金をもらって会っていた人に対して、あんな暴言を吐けるのはなんでなんだろう。
そういう人がいなくなった時、美穂にはなにも残っていなくて、空っぽだった。
2人目はまみのファン兼アンチの由紀乃。
まみの発言に翻弄され、アンチになったかと思ったら、最後にはまたファンに戻る。
コロコロ変わるの怖い。でもこれがリアルなんだろうか・・・。
人からの見られ方や、人の意見にふりまわされる2人はどこか似ているような気もした。SNSの悪い部分が垣間見えてたな。。
さいごに
もやもやが残る映画だけど、現代的な映画で気付かされることが多かった。
結婚したら家庭に入るのが当然、女性が子供を育てる。
なんて古い考え方なのだろう。
自分の人生だし、好きなことをして生きていきたい、それを理解してくれる人と一緒に子育てしたい。
映画の進み方とかがなんとなく好みだなと思っていたら、『深夜のダメ恋図鑑』のふくだももこさんが監督だった。
5年後に観たらまた考え方や見え方も変わるかもなーなんて。
(その頃には私も周りの友達も結婚してたりするのかな??)
ここまでお読みいただきありがとうございます❤︎
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