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長年の夫婦ケンカの原因に気づいた

この前の夫婦ケンカで、胸筋を痛めた。
くしゃみをするだけで激痛だったから、肋骨ヒビいっていると思ったけど捻挫だった。

人に話すと、なんでそこまでのケンカをするのかと疑問をもたれる。
私も自分自身でそう思うけれど、体調について聞かれると狩人に狙われた野生動物みたいに威嚇してしまう。

昨夜真未さんのオンラインコミュニティのシェア会があったので、夫婦ケンカの顛末を話した。
夫は心配しているだけなのに、なんで嫌なんだろうね?と聞かれても、なんでだろう?と自分でも解らない。

他の人の話しを聞きながらボーッとしていたら、小学生くらいの私が脳裏に湧いてきて、体調悪くても1人で耐えている映像が浮かんだ。
両親が共働きだったから、私が体調崩しても誰もいない家で1人で耐えて寝ていた。

その時の、"この世には自分1人だけ、誰も助けてくれない" 想いがとても強かった。
絶望的な孤独感。

だから、夫が心配してくれても、私はそれを受け入れられなかった。
なんだか、そのことに気づいて泣けた。

小学生の頃に熱をだしても、小中学校の頃に鼻炎で耳鼻科に通うのも、高校生の時に甲状腺疾患になった時も、大人になって喘息発作で酸素吸入していても、1人で乗り越えるのが当たり前だった。

あぁ、私は1人でがんばっていたんだな。
夫の心配を受け入れられないくらい、傷ついて絶望していたんだな。

そのことを感じて涙がとまらなかった。
結婚して20年間、いつも夫とケンカしていた原因にやっと気づいた。

夫の "私のことを心配してくれる" という愛を、ずっと受け取り拒否していたんだ。

これだけでも大きな気づきだったのにまだ続きがあるなんて、この時の私はまだ知らない。

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