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難関企業との契約を勝ち取った私の営業メソッド


こんにちは、営業コーチの本阿弥です。今回は、私が営業職に就いてから経験を通じて学んだこと、そしてその経験が今の私をどのように形作ったかについてお話ししたいと思います。

営業職への道のり

私は転職を3回経験し、その度に自分に向いていない仕事をしてきたと感じていました。特に営業職は「自分には絶対にできない」と思っていた職種です。しかし、実際に営業職に就いてから、私は自分が営業に向いていることに気づき、むしろ楽しんで取り組むようになりました。その理由は、営業が「人と人との信頼関係を築く仕事」だからです。

営業は、楽しむほど上手くいく

新規営業先の経営者は、60代くらいの方でした。私としては不思議なことに、彼との会話から年齢差を全く感じませんでした。彼は非常に賢く知的でユーモアがあり、自身の過去についてもフランクに話してくれました。特に盛り上がったのが、ニュージーランドにしかいないキウイバードの話でした。寺と仏像の話題でも盛り上がり、全く仕事の話をしないまま、互いの価値観に共通点を見出し、そこに共感することで、深い信頼関係を築くことができたと感じました。私自身、本当に会話が楽しくて、時間があっという間に過ぎました。またぜひお会いしてもっと色々なお話を伺ってみたい、そう思いました。しかし、組織上、契約は難しいと言われていたので、それは仕方ないと思っていました。

楽しさが生む成果

私が実感しているのは、心から楽しいと感じた営業は想像以上の結果(新規契約や契約金UP)が付いてくるということです。はじめはまぐれだとか、たまたま上手くいったのだと思っていましたが、回数を重ねるごとに、だんだんと確信が持てるようになったのです。そして、あれだけ苦手だと思っていた営業を、なんて楽しい仕事なんだ、と思うようになるまで時間はかかりませんでした。同僚に話すと、「経営者とそんなに長時間話すことなんてない。胃が痛くなりそう、怖い。楽しいのは向いているんだよ。」と言われ、好奇心旺盛な自分には向いているのだと思うようになりました。今では、新規営業先に行くのがとても楽しみで、「今日はどんなお話が聞けるのかな」とわくわくします。この心の状態が、相手にもよい印象を与えることができているのではないかと思います。

難しい契約の成功

その後、この企業との契約が決まったときには驚きと喜びでいっぱいでした。さらに、部長から「この企業は非常に難しい相手であり、契約を取ることは大きな成果だ」と評価され、一層の達成感を感じました。後日、別の経営者にこの話をすると、彼も驚いていました。この企業が契約を結ぶことは非常に稀であり、それだけに私の営業スタイルが効果を発揮したのだと実感しました。


最後に

もし、あなたが営業に対する不安や悩みを抱えているなら、一歩踏み出してみてください。何かを変えたいなら、あなた自身が先に変わらなくてはいけません。営業を成功させるための「心の準備」を整え、あなた自身の可能性を広げるお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。一緒に、営業をもっと楽しんで成果を出していきましょう!

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