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転職最初の1週間。20代最後の1週間。

こんばんは!chasoです。
9月の最初の金曜日までやってきましたね!

という書き出しで始めたのに2週間くらい経ってしまった。

タイトルの通り9月の初週は、私の20代最後の1週間で、転職して最初の1週間でした。

9/2(月): 転職初日、盛大な体調不良

8月はまるっと1ヶ月有休消化していたので、とにかく遅刻しないか(起きれるか)が最大の不安。

転職先のオフィスは、私の生活圏内3大特別区、世田谷区・渋谷区・新宿区外だったので8月最終週にこっそり平日ダイヤで乗り換えとオフィスの受付まで行く練習をしました。

進行方向どっち向きに乗り換えホームがあるのか、どのタイミングの電車に乗り換えできるのか、改札口の名前や出口の場所をiPhoneのメモにびっちり書いて、できる対策は講じたつもり。

いざ当日になると、起きれるかという不安で4:30/5:30/6:00とコマ切れに目が覚め、早めに準備が終わってそのまま出発。学生が新学期だからなのか、電車はいつもに増して満員電車。圧迫感が凄すぎて、降りてしばらく心拍数が戻らないくらいだった。

ちょっと早めにオフィスに着いたので、少し時間を潰してから、受付で担当者の方のお名前を伝え、エレベーターを乗り継ぎ、ようやく到着。

エレベーターを降りると、担当者の方がお出迎えしてくださり、ちょうど同じ部署に配属される方と、部署の方たちへ挨拶をしに執務スペースへ。

最終面接に出席されていた課長の方がかわるがわるメンバーの方を紹介くださり、ご挨拶を交わす。ガイダンス開始時刻になり、一旦退散。

実は私、内定後に伝えられたフィードバックで、スキル的な部分の講評のあとに「明瞭快活だった」っていうフィードバックをもらっている。

アラサーなのに明るいことが加点になるのかと、だいぶ恥ずかしかったけど、ここぞとばかりに発揮しておいた。

入社ガイダンスは、同じ事業部の採用メンバーがさらに3人いて、5人でweb会議の入社ガイダンスを会議室から聞くかたち。その他のキャリア入社の人たちは自宅からリモートで参加しているようだった。そしてもうこの時点からずっと眠かった。

転職初日に眠気と戦う自分が、新卒研修で居眠りしかけて優しく注意されたあの頃と変わってなくて、もうちょっと成長してよ、って我ながら思う。

昼休憩になって、先約のある方以外の4人でビルのテナントでランチを取ることに。前職を紹介しあったら、お互い共通の知り合いが何人かいることが発覚し、マーケティング業界って意外と狭いなぁって。

午後もなんとか眠気に耐え(耐えれてなかったかも)終業時間までの1時間だけPCの初期設定を進めて、ご招待いただいた歓迎会へ。

この時点で、寝不足と会議室の全館空調による寒さで誘因された頭痛もあったけど、歓迎されてるのに帰るわけにもいかない。

ビールで乾杯し、ジンバックを飲んでコース料理でお米が出てきたあたりで、お手洗いへ席を立った。その瞬間に、猛スピードでせり上がってくる嘔吐感を覚えつつ、スマートな顔でお手洗いに向かったものの、参加してる女性社員さん2人がお手洗いの列に並んでいた。

少し遠い席に座ってた方たちだったので、トイレを待つ時間に自己紹介をしつつ、世間話を交えつつ、心の中ではただひたすらに嘔吐感を耐えるのに必死だった。どれくらいかというと、手で口を抑えないとしんどいくらい。

ようやく自分の番がきたと思い駆け足で個室にかけこんで、何とか間に合った。でも先に並んでた社員さんの方にはその様子に気づかれたに違いない。少し休憩して席に戻ったら、お水のコップが2つも置いてあって、その気遣いにありがたさと申し訳なさが溢れた。

月曜日だったので2時間ほどで会は終わり、帰路についた。まさか転職初日から嘔吐するなんて、あまりにも想定外だったけど、気疲れですぐ寝た。

永遠に終わらないPCセットアップ

2日目からは全体研修という形は取らず、配属部署で各々PCセットアップや福利厚生の申請を進める。これがびっくりするくらい終わらないのだ。

会社で使用するPCのシステム環境?が2年前に変わったから明確なマニュアルがないというあまり腑に落ちない理由で、Windowsにログインするためのセットアップ以降のマニュアルが存在せず、VPNやWiFiの設定はサポート社員さんに聞くしかないのだけれど、その非効率さに発狂しそうだった。マニュアルを探そうとしてもそのポータルサイトにアクセスすらできない状態が水曜日くらいまで続いた。

PC設定、タブレット・モバイルの設定、福利厚生の申請、たったこれだけで残り4日が終わった。信じられないと思うけど、本当にこれだけやってたら1週間が終わった。

1か月の夏休みでは、毎日運動しても寝れなくて夜更かししてたけど、働き始めたらそんな日は1日もこなかった。今思うとだいぶ贅沢な悩みだったと気づく。

30回目の生誕日

やっと乗り越えた転職1週間目の週末は、転職サイトから転職祝いでもらったお食事券でコンラッド東京へ。

たぶん、17,000円のコースをいただいたのだけれど、結婚式の参列以外でその価格帯のコースを食べたことなかったから、感動しっぱなしだった。

特に感動したのが「発酵バター」。フランスで手作りされているらしく、もちろんパンもおいしかったけれど、口に広がる芳醇さがエシレ(こちらもフランス産ではちゃめちゃおいしい)をも超えてくるおいしさだった。30年生きててもこの世にはまだまだおいしいものがあるのかとこの先の人生が楽しみになった。

フランス産発酵バター:ボルディエバター

コースとは別で頼んだスパークリングジャスミンティーも2,800円!って思って私とスパークリングジャスミンティーは生きている世界線が違うな、と思いつつ飲んだら、想像してたより全然おいしくて、ただ高いだけじゃないのか、、、と自分の先入観をちょっと反省したり。

もう三十路、まだ三十路

部活とちょっぴり勉強の10代、好きなことやりたい放題だけど世知辛さも知る20代を経て、三十路までたどり着いた。ビールならサッポロが好きで、コーヒーはグアテマラ産ミディアムローストが好き。仕事は職務経験で採用してもらえた。

でも、相変わらず早起きは頑張らないとできないし、気づいたら食べてたごはんが服に着いちゃう。会社の人とどうやって仲良くなろうと考えたりする。生まれたてほやほやの30歳として発見とアウトプットを忘れずに生きていこう。

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