【編み物】上達のコツ【基礎】
どうすれば奇麗に編めますか?
このよくある質問によくある答えが「たくさん編むこと」
その答えは合っているけど、真剣に聞いてくる人はぶっちゃけ
そーいうことじゃないよ!って感じる人が多いのではないかと思う。
できない自分は向いてないのかな。とか思っちゃう事もあるかもしれない。
この答えは説明が足りていない
最初に奇麗に編めているという状態は
「規則正しく編み目が揃っている状態」を指します。
どうすればそうなるかというと理論的には
「同じ道具と同じ素材で同じように編めば良い」です。
同じように編むとは?
糸を同じテンション(引っ張り度合・ちから加減)に保って
同じちから加減で編み針に糸をかけて引き出していくのがコツです。
なぜなら糸は伸縮するから、糸に同じテンションをかけて編まないと
編み終わった時に編み目ごとに伸縮率が変わって不揃いになります。
「たくさん編む」は同じテンションで同じように編めるようになる方法
ありがちなイージーミス
たまにあるのが編み針の糸をかけるところが間違ってる事。
針の太さが均一の所に糸をかけて揃えなければ均一にならない。
編み目の大きさを決めてる場所がその都度、違えば編み目も揃いませんね。
棒針なら太いところで目の大きさを揃えるようにできてるし
かぎ針なら細いところで目の大きさを揃えるようにできている。
たくさん編むということは
無意識で同じ力加減で編めるようになるまで熟練しろということ。
編み目が揃うように同じ力加減になるように意識しながら編めば、
闇雲にたくさん編むよりは早く上手くなるはず。
よく編む人は当たり前になりすぎて忘れがちな事ですが、
編みはじめの人は不思議に感じるポイントだと思います。
本当に体調の影響も受けるし、編み手の個性が出ます。
そのためにゲージ(一定寸法中の編み目の数)があるのです。
同じ糸・同じ道具でも編み手によって差ができる。
(編み図の作者とゲージが違いすぎる時は調整が必要)
そこが個性になり、手づくりの良さにもつながります。
おススメの上達方法2種
1つはアクリルたわしなど(消耗品)をたくさん編む。
(編む作業自体が好きな方向け)
すぐ編めて使い道があるものをとにかくたくさん編む
もう1つは1目1目、心を込めて大きさを揃えて編む
(時間をかけて1個の作品を作り上げたい方向け)
体調を整えて1目1目に細心の注意を払って作り上げる
この場合は事前にゲージをとったりの下準備も必要ですね。
ちなみに私はアクリルたわし派です。(見出し画像もエコたわし)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
どうでしょうか?分かりやすく書けていますか??
参考になっていたら嬉しいです。