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就活終盤、内定先に迷うあなたへ

こんにちは、ゴーリストグループ横断で人事を担当するおかだです。

さて25卒の方は、2月に入り入社も間近…という時期。
でも「内定先に本当に行きたいのかわからない」と悩む声をよく聞きます。

私も就活中に迷いに迷った結果、大学卒業間際の2月に大手からベンチャーに就職先を変える大どんでん返しをした経験があるので、今悩んでいる皆さんの気持ちが痛いほど分かります…
ということで今回は!そんな皆さんの参考になればと思い、当時どんな風に考え、決断したのか、私の内定先を決めるまでの道のりをまとめていきたいと思います。

今まさに、同じように悩んでいる学生さんの参考になれば嬉しいです🕊


私の就活

私はもともと航空業界を志望し、ガチガチに対策を固めて就活をしていました。志望動機もばっちり準備し、スーツ × ヒールで面接に挑む日々

当時は「自分を一言で説明する」ことにハマっていて、面接では「チーター」「こけし落とし」「もやし」「お米」など、もはや大喜利状態の自己紹介をしていました。(何してんだ…)

ちなみにこの頃はたびたび就活迷走状態に陥っていたため、悩みに悩んでいました。
当時のノートを見返すと、やりたいこと一覧にこんなメモが…

  • ヒッチハイクで日本一周したい(唐突すぎる)

  • インドで「ヴィパッサナー瞑想修行」をしたい(なぜそうなる)

  • ブログで発信したい(はよやれ)

  • ジオラマで実家の模型を作りたい(どうした)

就活迷子の時期もあったものの、努力の甲斐あって第一志望の企業から内定をもらいほっと一安心😮‍💨意気揚々と内定式へ向かいます。

迷い始めたきっかけ

しかし選考期間中に「ん?」と感じる瞬間が何回かありました。
内定式後、その違和感は「このままでは入社しても3年後に辞めるかも」という確信に変わります。

選考中の座談会で、入社4年目の先輩が思ったよりもキラキラしていなかったこと。(やりがいの話が当たり障りなくて、本当に楽しいのか?と思い始める……)

内定式で、同期は「入社」に満足している様子で、その先の将来像を見据えている人が少ないことにギャップを感じたこと。(長期にわたる選考の大変さを思い返すとそれも分かるけど……)

内定式後、入社後の自分の成長が想像できなくなった私は、帰りの電車で「本当にこの道でいいのか?」と考え始めました。

4年生10月、就活再開

生まれたモヤモヤを解消するため、キャリアセンターに通い詰める日々が始まりました。当時の私が先生からアドバイスを頂きながら考えたのは、大きく2つのこと。

① 自分はどうなりたいのか?価値観の整理

それまでは「企業に自分を合わせる」就活をしていましたが、ここで初めて「自分がどうなりたいのか?」を考え始めました。

  • 大人数よりも少人数の環境で、自分の意見が届く場所にいたい

  • チームの中で頑張っている自分

  • リーダーではないが、中心で動き回っている自分

  • ビジネスマンらしくPCを使いこなし、プレゼンもサッとこなせる自分(「パソコンわかんな~い」は嫌ダッ……)

  • 仕事に飽きず、常に新しいことに挑戦している自分

  • 1人でも生き抜けるくらい、しっかり稼げる自分

こうやって視点を変えて考えてみると、意外と自分の中にあった「こうなりたい」がスラスラ出てくる。
改めて価値観を整理してみると、自由にイキイキと働いている自分じゃないと嫌なんだな〜と気がつきました。

② なりたい自分に近づくために行動する

価値観の整理ができたら、次は行動
キャリアセンターでいろいろな企業さんを紹介してもらい、「不動産」「人材」「EC」「メーカー」など業界や職種は選り好みせず、幅広く就活を再開しました。

そして面接では、今すでに内定があるけど迷っていることや、自分がどんな社会人になりたいかなども包み隠さずすべて正直に伝えていました。
就活後期なのに、変な奴と思われていたかもw

この時受けたとある会社で、面接は超盛り上がったのに見送りになってしまったことが気になり、改善点があれば知りたいという気持ちで、人事の方に「可能であれば見送り理由を教えていただけないか」と連絡しました。
するとその方から個別でお電話をもらい、今の会社のネガティブポイントや、私の懸念点は自社でも起こりうるのでもったいないと思った、といった率直なお言葉をもらいました。(落としてくれてありがとうと思ったのは初めてかもしれん)

そしてその人事の方とのご縁で、ゴーリストという会社(弊社)に出会うきっかけを得ることになったのでした。ご縁の数珠繋ぎみたいなことが連鎖していましたね。言ってみるもんです。

まさかのゴーリスト内定!さぁ、どうやって選ぶ?

卒業間近の4年生1月末で内定をもらえるとは思ってもみなかったので、想定外の出来事。

過去のメールをさかのぼってみると、当時の人事の方に「私は一緒に面接を受けた皆さんがすごく魅力的に見え、てっきり自分は落ちるものだと思っておりました。どうして選んでいただけたのでしょうか。教えていただけると嬉しいです。」と返信していました。こんなこと言う人みたことない……

元々内定をもらっていた航空会社ゴーリスト、2社から選ばなければならなくなりました。

まずは、いろんな人の意見を聞いてみることに。
「大手の方が安定じゃない?」
「楽しそうな方がいいよ!」
「ベンチャーは不安じゃない?」
「福利厚生が整ってる会社がいいよ」

さまざまな意見があり、余計に迷う……
とはいえ、最後は自分で決めないと絶対後悔すると思い以下の点で思考を整理しました。

  1. 今だから挑戦できるのはどちらの会社か?

  2. 自分が想像のつかない道はどちらか?

  3. なりたい自分に近づける道はどちらか?

私の場合は、自分の納得感や成長度みたいな部分が大事だったので、「人事の方がいい人だったから」「会社の人たちが優しかったから」というところよりも、「自分の意見を言える環境かどうか」を重視していました。
(いいなと思った人事の人だって辞めちゃうかもしれないので、そこ”だけ”で決めるのはリスキーだと思った)

その結果、最後にはゴーリストに行くことを決めて、もう一社にはごめんなさいと辞退の連絡をしました。
ちなみに当時の自分は、ゴーリストの人事の方に「この一週間ほど自分の将来について悩み考えたのですが、結論はやってみないと何も分からない、に落ち着きました。」とメールしていました。
やっぱり考えても分からなかったか~~。最後は自分の直観に従ったみたいです。

今、キャリアについて思うこと

就活時に「自分のやりたいことが分からない」「どんな会社が合っているのか分からない」と悩むのは当たり前だと思います!

実際、社会人になり今ビジネスの場で活躍している方に話を聞くと、「最初から今のキャリアを決めていたわけではない」と口をそろえて言います。むしろ、その時々で目の前のことに全力で向き合いながら、少しずつ進みたい道を見つけていった人がほとんど。

キャリアは、最初から決めるものではなく、変化しながら作っていくものだと思います。私自身、入社時はセールス担当でしたが、少しずつ興味領域やなりたい自分像も変わっていき、入社3年目以降は新規事業の営業、採用、広報、人事、と少しずつ違う領域に変化していきました。学生の頃は、まさか自分が人事をしているとは想像もしていないし、考えたこともなかったですw

さいごに

まず、この時期まで頑張っているあなたは、本当にすごい!自分の未来に妥協せず、行動し続けている証です👏

就活は、ゴールの見えないマラソンのようで、しんどいことも多いと思いますが、振り返ってみると「自分と向き合うために必要な時間」だったと思います。

気になることはとことん調べて、聞いて、考えて。
そして最後は、自分の直感を信じてみてください。

あなたが納得できる選択ができるよう、心から応援しています!!!
頑張れ!


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