坂本勇人が「優勝したい」と言えばニュースになる
坂本勇人の好きなところ。
たくさんあります。見た目とかね。顔とかスタイルとかね。あ、あと笑顔も大好きです。(ジャイ子@面食い)
左利きなところも好きです。(ジャイ子@なぜか左利き男子に弱い)
そんでやんちゃ坊主生意気野郎っぽいところも好きです。(ジャイ子@歳下男子に弱い)
最初は本当に、イケメンさんだな~❤と思って見ていただけなのですが、野球なんて全くやったことない私でも、この人の野球に対しての向き合い方は本当にかっこいい!と思うところが多々あります。
何というか、自信がないわけではないはずなのですが、すごく能力高いのに、自分の能力を過信していないところ。
「俺がドラ1じゃあかんやろ、と思った」と。ドラ1指名された時に、本気でそう思った、と坂本勇人フォトブックに書いてありました。そりゃね。18歳だったときは、そうだったかもれない。
でも、巨人のキャプテンを任されて、30歳になって、首位打者、ゴールデングラブ賞、様々な実績と結果を残すようになった今でも彼は、
「自分は特別な人間じゃない」
と、いい意味で悟っている感じがします。
坂本はもちろん子供の頃から野球をやっていたのだけど、途中でサッカーも始めて、サッカーの方が楽しくなってしまって、野球を辞めようとしたことがあるそうです。だけど当時の野球チームの監督に「お前は野球の才能があるから、野球を続けた方がいい」と言われたことで野球を続けることに決めた、というエピソードがあります。
そのエピソードについてズムサタで、「その言葉があったから、今こうやってプロで野球できてるので、本当ありがたいですよね。サッカーやってたら、プロになれてないかもしれないですからね!笑」と話していました。
一方で、誰とは言わないですが…
「僕はサッカーをやりたかったのだけど、父親に野球をやらされた。サッカー、やりたかったなあ。もしサッカーやってたら、もっとすごいプロの選手になれたかもしれないのに笑」と言っていた選手がいたんですね。
どちらも、冗談交じりの話なので(ズムサタだし笑)、本心ではないかもしれません。
でもこの発言比べると、「いま」との向き合い方、野球選手としての自分との向き合い方、生き方にすごく差が出ているように感じませんか。
あーこれが、一流になれる選手とそうでない選手の違いなんだろう、と、残酷にも思ってしまったのです。この発言で、坂本勇人が一流であることが改めて理解できたし、常に一軍でレギュラー穫れる選手であることが、納得出来る気がしませんか。
「将来は、坂本勇人みたいなプロ野球選手になりたい」
そう憧れる子どもたちがたくさんいるの、納得できる気がしませんか。
昨日、宮崎キャンプが終了になり、最後は坂本の一言で締まったそうなのですが
「自分がキャプテンになってから優勝していない。ただ、優勝したい」
そう話した、ということが記事になっていました。
坂本がキャプテンになったから優勝できていないわけじゃないけど、やはり「キャプテン」という立場上、全く関係ないとは言えないし、苦しい立場だろうと思う。その現実をサラっと口に出してしまうところが、なんかすごいなと思ったのです。厳しい現実を、ちゃんと受け止めて、でも決して「自分がダメだから」と卑下しているわけでもない。
「お前がキャプテンをやってるから悪いんだ」
そんなふうに、心無いことを言われてきたことも、たくさんあると思う。キャプテンと、監督は特に。
「その批判、お叱り、全て受け止めています!!!!!!」
という男気を感じて、やっぱりこの男かっこいいな!!!!!!!と、改めて思ったのです!!!!!!!(違う???)
坂本がそう言うなら、もう優勝するしかない。
そう思った選手はきっとたくさんいただろうと思う。そうリツイートしてこのニュースを拡散している人もたくさん見かけました。それほど、この人の言葉には重みがある。
「優勝したい」と言っただけでニュースになるってすごいな。。。
今日改めて、そんなことを思いました。
監督。キャプテン。リーダーになる人を誰にするかって、チームプレイにおいてかなり大事ですよね。
それってスポーツだけじゃなくて、企業とかの組織においても全く同じだと思うんだけど
世間の目に晒されないからなのか、スポーツの世界と比べるとものすごく軽視されているように感じます。
「由伸は監督の器じゃない」
「坂本はキャプテンの器じゃない」
って散々批判してるファンの人たち、自分の生活に戻って会社に行ったとき、各部長やチームリーダー、マネージャーに「チームを成功に導く技量があるか?」ってどれくらい理解しているんだろうか。もしかしたら、自身がリーダーになっていることもあるかもしれないけど、そこを考えているのだろうか。
私は10年近く社会人やってますが、会社内でその技量がある「リーダー」をほとんど見たことがないし、適正に判断された上でリーダーを任されてる人って、ほとんどいないよなって感じています。
難しいですよね。すごい大事なことだと思うんだけど。
坂本みたいに、みんなの前で
「チームが上手くいってないことは自分に責任がある」
って声に出して言える人なんているかな。
ちなみにジャイ子父は坂本勇人に対してはかなり辛口でして。
「こいつは野球の能力高いだけで、いつもヘラヘラしてるからもっとしっかりして欲しいんだよな…キャプテンのくせに」
と、冷たいことを言うのでもっと温かい目で勇人を見守って欲しいなっていつも思ってます。(何様)