ジーズで自分を取り戻した話
はじめまして。福岡DEV14期のamiです。私はシングルマザーで、子育てと仕事をしながらジーズで日々学んでいます。ジーズ現役生として、どうしてジーズの門を叩いたのか、入学してから今までの変化などについて書いていきたいと思います。
ジーズを選んだ理由
私は数年前からプログラミングには興味があり、子どもも段々と手が離れてきたこともあって今が勉強のはじめ時だと思ったので、いくつかスクールを見学に行きました。
事務職でExcelを使うので、Pythonで自動化とか学ぶのがいいのかなと思っていたのですが、ジーズの説明会に参加して、もっとプログラミングの根本的な所から学んだ方がいいのかもしれないと思い、落ちたら落ちた時だ!と受験してみることに。結果、合格することができたのでジーズに通うことに決めました。
ここまでが真面目な理由。多分、ジーズに決めた一番の理由は、
「他のプログラミングスクールとは違う(変わってる)から」です。
この気持ちは、自分の性格について少し説明する必要があるかと思います。
私の性格について
身近な人、おそらく福岡の同期の方々にはそろそろバレていると思うのですが、私は他の人とは考え方等ちょっと違うところがあるというか、変わってると思います。自覚あります。
幼少期からそうで、学校で授業中みんなが手を上げない中、ひとりだけ上げたりする子でした。周りに合わせた方がいいのかなとは思うんです。でも、自分はこうだという考えがあるのに黙ったままなのがどうしても我慢できなくて、言いたくて仕方がないのです。
そんな性格だと周囲から浮いてしまいがちで、つらい思いもしてきました。大人になるにつれ、自分を抑えることもできるようにはなってきましたが、やっぱり思っていることを言えないことはストレスでした。
以前、「動物占い」というのが流行ったのですがご存じでしょうか?
その占いだと私は「ペガサス」なんです。色んな動物がいる中で唯一架空の動物。浮いてます。
最初知ったときすごく嫌だったのですが、基本性格が束縛を嫌う自由人・・・うん、当たってる。
そのペガサスの中にもいくつかタイプがあって、私は「波乱に満ちたペガサス」。占いからして波乱を運命づけられているという人生ハードモード(笑)
そんな人間なので、ジーズアカデミーの「セカイを変えるGEEKになろう」がクリティカルヒットしてしまったわけです。
ジーズに入ってからの変化
ジーズに10月に入って2ヶ月経たない位ですが、かなり変化がありました。
アウトプットの女王になる
ジーズに入って最初の課題。HTMLとCSSでホームページ(チーズアカデミー
)を作りました。入学前にHTMLとCSSは予習していたこともあり、自分としては満足なものを作ることができたと思っていました。同期の作品を見るまでは・・・。
Slackに上がってきた同期の作品動画。正直、あまりのレベルの高さに会社の給湯室で震えました。みんな本当にプログラミング歴0年なの・・・?
帰宅して慌てて修正。無事課題は提出できましたが、先行きに不安を覚えました。その不安は、次のJavaScriptの課題で確信に変わります。子育て中で勉強時間の確保が難しかったり年齢的にも厳しいことは覚悟していましたが、まさかここまで差があるとは。
これは、技術面でコミュニティにGIVEするのは無理だろうな。じゃあ自分にできることは?たどり着いたのが、とにかくアウトプットすることでした。
元々ニュースアプリを見る習慣があったので、そこから気になるニュースをSlackに毎日投稿。課題提出期限直前といった忙しい日以外はずっと続けています。
講義でたくさんガヤをする。事業企画の発表会を開催してみる。今回のアドベントカレンダー参加もそう。アウトプットの機会があれば、極力チャレンジするようにしました。自分にはそれしかできないから。
その結果、アウトプットの女王とまで言われるようになりました。
会社で自分の意見が言えるようになってきた
自分の性格は理解しているつもりですが、人に自分の意見を言うのは抵抗がないわけではありません。周囲から浮いた存在になりたくないな、嫌われるのが怖いなという気持ちも未だにあります。
普段の仕事でいうと、例えば会議の時に自分の意見を言いたいなと思うのですが、自分が派遣社員というのもあり、社員さんに向かって偉そうに意見を言うのは良くないのかなと自分を抑えていました。
でも、ジーズに入ってから段々会社でも自分の意見が言えるようになってきました。講義で発表したり、アウトプットを重ねたことでメンタルが鍛えられたのかもしれません。
自分の意見を言うことで嫌われることも覚悟していたのですが、意外と一部の社員さんと仲良くなれて、女子会に誘われたりするようになりました。自分を抑えていた頃より、仕事しやすくなってきています。
ジーズでの日々で得たもの
ジーズで得たものは、まだまだたくさんあります。
課題はきついけど楽しい
仕事して、子育てして、その中で毎週課題をやるのは本当に大変です。
私はプログラミングの基礎知識が足りていないところがあるので、調べ物も膨大。やりたいことはあるのに技術が追い付かなくて、自分に腹が立ってくることも。
ただ、大変ではあるけど、楽しいとも思っています。好きなものを作れるというのも自分には合っているのかもしれません。どんな作品にしようか考えるのがすごく楽しいです。
同期の作品を見るのも楽しみで、同じことを学んだのに全然違うものが出来上がってくるので毎回わくわくします。
同期と話すのが楽しい
ジーズに来る人は年代も職種も様々。職場と家の往復だった毎日にジーズが加わったことで、一気に世界が広がりました。私は元々そこまで社交的ではないと思うのですが、みんなと話すの楽しいです。
事業企画講座で他拠点の方々と話せたのも楽しかったです。
本来の自分を取り戻せた
ジーズに入って一番の収穫は、本来の自分を取り戻せたことです。
社会人になりたての頃位までは自分の気持ちをある程度出せていたのですが、社会人経験が長くなるにつれ、自分を抑えることが増えていって(そうしないと風当たりが強かった)、自分が何を望んでいるのか、どんどん分からなくなっていきました。
死んだ目をしていると言われていた時期もあり。
そんな自分を変えたくてここ数年過ごしていて、ジーズに入ったことで自分を出せるようになってきました。そして、最近思うんです。子供の頃、こんな感じだったなと。
ずっと感じていた生きづらさ、息苦しさみたいなものを、最近あまり感じなくなりました。今の自分が本来の姿なんだと思います。それが思い出せただけでも、ジーズに来た意味がありました。
今後の目標
技術力を身につける
ジーズで楽しく過ごせてはいますが、プログラミング技術が拙いという問題は残っています。正直、継続をジーズ側から断られることは覚悟していました。継続のお許しは出ましたが、おそらく技術面でいえば赤点スレスレだったのではないかと思っています。
今の一番の目標はとにかく技術力を上げることです。頑張ります。
先生、チューターさん、同期の皆さん、これからも色々聞くことがあるかと思います。その際はよろしくお願いします。
同期ともっと打ち解ける
同期のみんな優しくてgatherで質問したり色々と甘えてしまっているのですが、迷惑じゃないかな等思ったりはしてます。何か思うことあれば遠慮なく言ってください。受け止めます。
せっかく同じ時期に同じ場所で学んでいるので、もっと打ち解けることができたらいいなと思っています。技術面はみんなの方が詳しいのであれですが、仕事の愚痴聞くとかでも、何か自分にできることがあればやるので、今後ともよろしくお願いします。
他拠点の方とお話しする機会はなかなかないですが、Ⅹ(Twitter)やってますので絡んでいただけると嬉しいです。
世間の常識にとらわれないプロダクトを作る
自分の性格やシングルマザーという現状、とにかく自分は世の中の常識みたいなものからはみ出してしまいがちなので、同じようにマイノリティ側の属性の人が気になってしまいます。
私にとってジーズアカデミーは、従来のプログラミングスクールとは一線を画した世間の常識にとらわれない場所で、こんな場所もあるんだと知って嬉しかったです。
万人に合うスクールではないと思いますが、ジーズに救われた人、ジーズのシステムじゃないと合わない人、私以外にもたくさんいると思います。
私にとってのジーズアカデミーみたいなものを、卒業制作で作りたいです。
今考えている事業企画もそういった部分はあって、世間の常識から外れた人をキャッチするようなものを作りたいと思っています。大衆に合うプロダクトは既にたくさんあるし、自分以外の優秀な人が作り出せるはず。自分は別視点のものを作って、選択肢を増やすことができればいいなと思っています。(壮大な夢)
ファーストペンギンに私はなる
突然ですが、ファーストペンギンという言葉はご存じですか?ビジネスで、下記のような意味で使われています。
なんだかとてもカッコよく見えますが、実際のところは「自分が他のやつのために真っ先に飛び込むぜ!」というわけではなく、周りから押されて海に飛び出てしまったちょっと残念なペンギンであるという説が有力っぽいです。
そういう意味では、私の生き方もファーストペンギンに近いものがあります。自分から望んでいるわけではないけど、気づいたら海に落ちちゃってる。どうせはみ出してしまうなら、思いっきりはみ出してやろうという気持ちで今は生きています。怖いけど、多分こういう生き方しかできないので。
長々と自分語りをしてしまいましたが、結論としては「自分はこんな人間ですが今後ともよろしくお願いします」ということが言いたかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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