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周りと比べて自分を卑下しちゃう人へ

周りの人間と自分を比べて、
悔しくなったり、自信がなくなったり
惨めな思いになったり、
「自分には価値がない」って
卑下する時はありますか?

俗にいう『劣等感』という感情
誰しもが持ってるとは思います。

しかし、私はその中でも、
この劣等感を強く意識するがあまり、
自分が分からなくなったり
ずっと不安な気持ちが付き纏ったり、
周りと上手に付き合えなくなってしまう、
そんなこじらせタイプさんの心が
少しでも軽くなるように・・・と思って、
この記事を書きます。

「なんやかんやで自分のことは好き」と
思っている人は、あまり刺さらない内容です。


ざっくり以下の流れで書きます。
・私のこじらせタイプ
・こじらせは、少しずつ溶かすことができる
・溶かすには、リスク承知で行動しなきゃいけない
・変わる勇気とは、捨てる勇気だと思う


私のこじらせタイプ

こじらせは主観も入るので
重症度の表現が難しいのですが、私は
自分を陰キャと卑下する系のこじらせでした。

自分を「陰キャ」と名乗って、仲間を作って、
対極にある陽キャを心の中でディスって、
自分の居場所を作っていました。

なぜ自分を「陰キャ」と卑下するかと言うと、
私の学校が理系のガリ勉大学だったので、
自分と対極の生活を送っている人達に対して
強い偏見と嫌悪の心が
ありました(あります)。

「周りが飲み会とSNSで遊んでる間に
私は人間力と実力を身につけてやる」
私は今努力して、いつの日か
絶対に追い抜いてやる」


私の原動力はいつも
「負けたくない」
「いつか絶対に追い抜く」
という”強い劣等感”でした。

他にも色んな種類のこじらせが
あると思いますが、
「自分にないものを持っている存在への嫌悪」
がこじらせの全ての根源だと思います。


こじらせは、少しずつ溶かすことができる

自分の中に強くこびりついた「こじらせ」。
何を始めるにも足かせになって、
自分にブレーキをかける感情。
結論から言うと、
少しずつ溶かすことが出来ると感じています。

それこそ、大学1年の自分は、
「私はこの劣等感と一生付き合って
いかなきゃいけないんだ」

ずっと思っていました。
でも、色んな努力を積み重ねる過程で、
そのこじらせが100→60くらい
減った感覚があります。

でも、この気持ちは、
そんな1年とかで溶かせるものではなく、
数年単位で溶かしていくもの。

一時的な充足感や自信ではなくて、
どこに行っても揺るがない自分の軸・
確固たる自信を身につけるには、
数年、いや、もっと莫大な
時間が必要だと思います。

それくらい長期戦なのだと覚悟しています。


自分の中にあるこじらせ、すなわち
「自分にないものを持っている存在への嫌悪」

これを溶かすために、私は、
「自分がその”もの”を手に入れる」
「その存在と対等になれるように自分が変わる」

ことで、解決を図りました。

例えば、こんなことをしました。
・見た目を変える
(7kgダイエットする・金髪にする・持ってる服を全部買い換える等)
・身を置く環境を変える
(長期インターンをやる・インカレ的なものに入る等)
・身の丈以上のチャレンジをする
(留学に行く・学部生だけど学会発表する等)

様々な経験を積み重ね、
「自分にないものを得たい」
「周りから認められる自分になりたい」
「変わりたい」
とにかく一心不乱に行動しまくりました。


溶かすには、リスク承知で行動しなきゃいけない

でも、新しいことを始めるのって
すごく怖い。不安だしめっちゃストレス。

新しいことを始めたとしても、

「私がこんな事していいのか」
「実は裏でディスられてるんじゃないか」
「自分みたいな人間に居場所なんてあるのか」

こんな不安が頭の中に常にあります。

周りからどう思われるのか怖くて、
自分が傷つくくらいなら
現状維持でいいと思って、
新しいことにチャレンジするのを辞めよう

いつも自分と葛藤します。


特に私は、ありがたいことに
”行動力”を褒めてもらう事が多いけれど、
それは負の感情を表に見せていないだけで、

全ての行動にリスク承知で向き合ってます。

周りから嫌われるリスク
失敗するリスク
馬鹿にされるリスク

全てを背負った上で、覚悟を決めて
新しいことに挑戦し続ける。
この覚悟を積み重ねた先に
確固たる自信が形成されると信じているからです。


変わるために、周りに追いつくために、
努力を積み重ねると、
少しずつ
「変わったね」「垢抜けたね」
「人間として立派だね、かっこいいね」
と言ってもらえることが増える。

これによって少しずつ、
私の中での「自信」が育っていく感覚
あるのです。


変わる勇気とは、捨てる勇気だと思う

今の状態を保ち続けることは、
心の安心感を失わずに済むし、
今の自分に対して優しい選択
です。
ちょっと心が疲弊して
頑張れないこともあるし、
たまに何もしたくない瞬間もあります。

それに対して、新しい行動には、
不安やリスクが付き物です。

「周りから嫌われるのではないか」
「失敗するのではないか」
「馬鹿にされるのではないか」

他にも色々な悩みがあるから、
最初の一歩を踏み出すのは
本当に怖いです。


でも、もし、それでも
「変わりたい」という気持ちが
あるのなら、

今持っているものを捨てる勇気

が必要なんだと私は考えています。



自分が変わることで、失う人間関係もある。
周りからの評価が変わることもある。
居心地のいい環境から離れることで、
自分の中にある安心感を手放す必要もある。

それでも、
今持っているものを捨ててでも、
新しく変わった未来の自分には、
また新たな感情・人間関係・環境
何かが得られると信じて
今捨てる勇気を持てるか、持てないか。


長い目で自分を捉えた時に、
どのタイミングでリスクを取るか
という話なのだと思います。

新しい自分・新しい未来のために
今の幸せを一時的に手放すか。
将来とかは一旦置いておいて、
現状の安心感や満足感を大切にするか。


この「捨てる勇気」を持つことこそが
「変わる勇気」なんじゃないかと思います。



「周りに認められる私」ではなく「私が一番好きな私」

最後に。

「捨てる勇気」を持って行動し続けた結果、
どうなったか。

正直に言うと、失うものはありました
仲が良かった友人と話が合わなくなって
疎遠になってしまったり。
心から安心できるコミュニティを失ったり。

昔が恋しくなる事はあります。

でも、それと同等、いやそれ以上に、
新しい人たちと仲良くなって、
今まで経験したことのない感情を
たくさん知る事ができました。

また、
思考力が深まったり、行動力がついたり、
様々な価値観に対する対応力・忍耐力
みたいなものが備わって、
人間力が上がった感覚があります。


そして、それ以上に、
「周りに認められる私」
「周りからよく思ってもらえる私」
を求めて生きるのではなく、

「私が一番好きな私」
「私がなりたい私」
を実践できている感覚が
少しずつ生まれてきています。



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変わることは、怖いです。
不安です。

でも、
それで怖がって何も行動しなかったら、
一向に私は変われません。

怖くても、その先に得られる”自信”を信じて、
勇気を出して踏み出す。

その勇気を少しずつ積み重ねていくと、
ある時、「自分のこと好きだな」と
思える瞬間が増えることに気づきます。


この身で、この体で生きていくのは
私自身なのだから、

私のことくらい、
私1人で幸せにしなきゃ。

そう思って、私はこれからも
小さな勇気を積み重ねていきます。




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