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アルミンの言葉から考える「捨てる覚悟」

私は進撃の巨人が大好きだ。
その中のアルミンの言葉を引用しながら、
自分への戒めとして、今後に対する覚悟を
メモがてら書こうと思う。


ここ最近の私には、アルミンが兵団の団長に対して放ったある言葉
妙に刺さっている。

(↓この言葉の背景)

「自分たち調査兵団の中に女型の巨人がいる」という疑いを確かめるため、エルヴィン団長は、女型の巨人捕獲作戦を一部の団員にだけ話して実行した。
しかし、一部の団員だけにしか話をしなかったために、多くの死者を出してしまった。
エルヴィン団長は「100人の仲間の命」と「壁の中の人類の命」のうち「100人の仲間の命」を切り捨てたという場面。


それは、

『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ』

という言葉だ。


この言葉を聞いて、私は恥ずかしながら
自分の選択の後押しをしてもらったような
気持ちになったのだ。


私は今年の3月で大学を卒業し、4月から社会人だ。

でも、そこに至るまでには
大きな覚悟が必要な”選択”がたくさんあった。


学生の8割以上が大学院に行く中で
マイナーである「学部卒」を選ぶこと。

今の生活環境やコミュニティにある
「安心・居心地の良さ」を犠牲にしてでも
新しい環境での挑戦を選ぶこと。

世間体のいい企業の内定を断ってでも
自分が良いと思った会社を選ぶこと。


そして、これらの選択の背後には、

周りの多数派と違うことをする勇気
自分の気持ちを犠牲にする勇気
「世間からの評価」を手放す勇気

様々なものを手放す勇気があった。


この選択をするまでに数え切れないほど
自分と葛藤したし、
選択をした後も
「ワクワク」と「不安」が
私の心の中で絶えず戦っている。



それに、自分の選択が、プラスに働くのか、
それともマイナスに働くのか。
まだ明確には分からない。

でも、一つだけ明白に言えることは、

プラスかマイナスかを決めるのは
これからの私次第だと思っている。


学べる知識は全て自分のものにする。
その会社の良いところは存分に使い倒す。
様々な経験から得られる学びは
全て自分に還元する。

そういう確固たる思い・姿勢・意志
社会人生活を送っていこうと思う。


なぜなら、
「自分が心から夢中になれる何かを求めて
新しい環境へチャレンジする」

そう決めた過去の私に嘘をつきたくないからだ。

そして、その選択の裏には、

”多数派”でいる安心感
自分の心の平穏を守ること
世間からよく思われたい見栄

すべて捨ててでも
その選択をした犠牲があるから、

その犠牲を絶対に無駄にしたくないのだ。


手元に何も残っていない完全な丸腰で
捨て身の覚悟で飛び込んだからには、
全力で働いて力をつけて、新しい道を切り開いて
自分の選択を正解にするんだ

そういう強い気持ちを持っている。


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『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ』


捨てることはとてつもない勇気がいるし、
その瞬間だけを見れば、大きな犠牲が伴う。

でも、その捨てる覚悟を持った人間には、
その犠牲以上の底知れないパワー・推進力のようなものが
生まれる
んじゃないかと思う。

「捨てたからには、絶対に結果を残す」
「犠牲を無駄にしないために必ず成功を収める」


アルミンは、このような
”捨てる覚悟から醸成される強い意志”
をエルヴィン団長から感じ取ったのかなと思った。




私も、エルヴィン団長を見習って、

今の進路を選んだときの捨て身の覚悟
自分が下した選択に伴った多くの犠牲
そこから生まれた強い意志

これらを武器にして
社会人生活を全うする。


そして、自分が自分に誇れる進路選択
これからの頑張りによって実現したい。



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