ぐらしあすの「児童虐待について」
どことなく、児童への虐待は保護者である父親からの行動が多いように見受けられる。尚且つ、再婚相手の子供に対して。なぜにそのような残虐な行為が起こりうるのか、一つには保護者による養育の仕方を理解していないあるいは理解が乏しい場合。DNAでつながっていないことによる、児童への愛の不足。そして、何か気に入らないか、社会生活上のストレスなどによる、その発散の方法の中の一つなのかもしれない。児童にとっては、家庭というものが「全ユニバース」である。通園や通学している場合は、それもユニバースに含まれるが、家庭は唯一密室である。虐待者は、なんら抵抗のできない児童に暴言暴力をふるうことによって、ある意味自身の価値というものを得たという充足感があるのかもしれない。児童が保育所、幼稚園、学校、近所の人にSOSをだせる環境であることが望ましい。恐怖の中耐え忍んでいるのではなく、「いつでもSOSを出していいんだよ」という環境を整えて欲しいのと(スマホからでも可能な)、虐待安否確認のルールーを徹底してほしい。そのためには、児童虐待対応の職員の増員が好ましい。
政府は児童福祉司の2,000人増を実施すると言う。もっと踏み込むと、児童支援に関わる全ての職員の質の向上のための、施策についても実現可能な具体策を講じてほしい。すべては、「児童の命を落とさない」ということが、最優先課題であるから。
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