見出し画像

過敏性腸症候群が完治したようである。

タイトルどおり、嬉しいお知らせ。
10年間、徐々に悪化をたどり1年前は最悪の状態(外食できない、外出したくない、食後の腹痛の可能性は50%、下痢止め飲み過ぎ、不安症など)にあった私のIBSとの付き合いですが、どうやらほぼ完治したようです。といっても、食生活や運動などには気をつけますので、以前と同じ生活をしているというわけではないのですが、規則正しくルールに則っていれば、腹痛は起こらないというところまで腸内を改善できたようです。心身双方に、論理的に出来ることはすべてやり、相当の努力をしました。この1年で実践してみて、私個人として最も効果があったことから順番にまとめておきます。

第1位 夜にあまり食べない。
いつも下痢は夜にやってきていました。食事量は一般の大人が食べるくらいの量でもだめ。腹痛になる前に、ものすごい疲労感と胃痛も伴っていました。今考えると単純なことで、昼に食べたものが消化されてないのに不要な分量、不要な肉類を食べ過ぎていたのですね。朝と昼をしっかり食べて、夜はおむすびと味噌汁くらいにしておくと、朝の調子が断然に良い。

第2位 空腹時間を増やす。
以前はお腹が空いたり暇になったら食べていました。意味もなく(笑)。空腹なときに腸が掃除されるそうですね。それはものすごく実感します。きちんと1日3食(私の場合は2.5食)にして、食間にきちんと空腹になることで、腸がどんどん強くなっていく実感がありました。

第3位 毎日3-5キロ歩く。
特に朝歩くとセロトニンが出ていいです。運動をすると、機嫌や自己肯定感が上がるし、ストレス解消にもなるので、メンタルな面からIBSに効果ありました。体が強くなると精神も強くなります。IBSで出不精になっていましたが、自然に触れるととにかく心が安定します。必要に迫られて行動するのではなく、自分から何かにチャレンジしていって目標を達成すること(ちょっと遠出してみる、友達を呼んでみる、何かのレッスンを受けてみる)はIBS克服に重要な気がします。

第4位 お菓子類を食べない。
加工食品は、まじにやばいです。カロリー高い上に、腸に負担も与えます。加工食品をやめるだけで、格段と腸の調子がよくなりました。あっという間に体重も痩せて、普段の食事がより美味しく楽しめるようになります。でも、あんまり厳しくしすぎると余計なストレスになるので、調子がいいときに少しだけ食べるようにするといいと思います。

第5位 趣味を増やす。
IBS克服には、体とメンタルの両方の対処が必要になるので、「あー楽しい」と思えるような没頭できる趣味を見つけるのが良いと思います。1日忙しくしていたらお菓子等を暇つぶしに食べるということも減っていきます。食べることでのストレス解消をちゃんとした趣味で置換できればいいですね。

第6位 戦っているときは恥を捨てる。
IBSとの戦いは長い戦いです。職場や外出先で恥ずかしい思いをするかもしれない、というのが恐ろしい、怖い。なので私は、家族、友達、同僚すべてに私の症状をおおっぴらに話して、いろんな恥のハードルをどんどん下げました。とりあえず家族の前なら漏れてもOK(了承済み笑)。公衆で漏れてもいいように最低限の着替えを用意(笑)。公の面前で漏れたっていいじゃないか、死ぬわけじゃない。私は戦ってるんだ。文句あるか??くらいの気持ちで。あまりに恥ずかしいことになってしまったとしても、逃げれるなら逃げて、新地でやり直せばいい。綺麗に生きなくていい、どろんこでいい。広い宇宙、みんな蟻んこのような存在。漏れたって大丈夫(笑)。お漏らし体験を語ってくれた人とは、すぐにお友達になれる気がします(星野源さんも同意見です)。

これ、私の個人的な経験ですので、正解などではないのですが、とにかく体と心のバランスや生活習慣を改善することで、完全に現在、私の腹は私の下僕であり、私の言うことに完全服従です(笑)。主従関係、逆転です。食生活に関しても、はじめは厳しく律していましたが、いったん腸の調子が良くなると、危険物(コーヒーやパスタ等)でも少量なら楽しめるようになりました。もう、毎日ご機嫌です。不安症も減りました。先週末は5キロのマラソン大会にも出場しました。早朝に外出して大勢の人がいて1時間はトイレのない状態で走るなんて、1年前には想像できなかった偉業です(笑)。ああ素晴らしいかな、人生。

みなさまにも安らぎが訪れますように。

いいなと思ったら応援しよう!