【オススメ冊子紹介】おもちゃの選び方•与え方
今日は童具館で販売されている冊子をご紹介します。詳細は写真をご覧ください。
各項目が読みやすくシンプルにまとめられていて、つい誰かに話したくなるような内容ばかりでした。
冊子の中に書かれていた、「遊ぶことと学ぶことを別々に考えている」という文章、まさに!と思いました。親や保育者が、遊びは学びであることを身をもって伝えられる人が少ないからだと思います。
学ばせるために遊ばせる=教育だと考えている人は本当に多い。だから、子どもが大人の願うような遊び方をしないと「うちの子はおもちゃを買っても遊ばない」になるのでは?と思います。
本来学びとは、遊びの結果としてあらわれるものなのだろうと考えたりします。おもちゃを介した遊びの教育的効果をきちんと説明できる大人がたくさん増えるといいなと感じました。
以前、和久先生の講演会に参加をさせていただいたことがあるのですが、「便利な世の中になった分、時間は省けたが経験まで省いてしまう」「何でも大人が手をかけすぎると自分で答えを見つける喜びがわからない」などなど…。
ここには書ききれないくらい大切な話をたくさん伺いました。
特に印象に残っているのは、
〜子どもは鍋やフライパンなど、身の回りにあるものを何でもおもちゃにして遊ぶので特別におもちゃなど必要ないのでは?と言う人がいる。しかし、それでいいのか。どんな環境で育つかによって子どもの感性は変わる。子どもは美しいものは美しいと感じる力がある〜
というような内容の話でした。
とても共感します。
子どもは周りの環境に影響を受けて育ちます。だからこそ、その環境を与える大人が何を美しいと感じ、何を選び、どのように子どもの前に環境として置くのか。子どもが自らかかわってみたい!と思う環境を用意することが大人の役目。大人自身がまずは感じることが大切だと思います。
それにしても、この充実した内容で200円とは❗️
読み応えのある冊子でした。
みなさまもよろしければぜひ読んでみてください📗