死別の痛みが消えないでいる
禍福は糾える縄の如し
(かふくはあざなえるなわのごとし)
災難と幸福 不運と幸運はより合わせた縄のように交互にやってくるもの…
母の一周忌が約3ヶ月後にやってくる。
一周忌の法要の日にちを決めた日から私は
ぐったりと落ち込むことが増えた。
昨日は仕事中に突然涙が溢れて慌ててトイレに行った。
帰り道の電車の中から母が通っていた大学病院が見えるのだけど、病院が見えた途端また急に涙が溢れて危うく電車で大泣きしそうになった。
仕事で少し疲れただけなのにいつもの何倍も疲れた気がして涙が出る。
仕事の休憩中ご飯を食べていたら突然涙が出る。
友達と会ったって、心に抱えてる大きな大きな悲しみをどうやって打ち明けたらいいのか、伝え切れるのか、受け止めてもらえるのか…結局ひとりで抱え込むことしかできない。
テレビでは大谷選手の結婚や結婚相手の話題、旧ジャニーズの結婚、それから私自身の友達の結婚…。
生きてる世界線が違いすぎる
人の幸せさえも鬱陶しく思ってしまうような
人間になってしまったのか…と落ち込む。
きっと思い切り悲しんでいい。
泣いていい。
だけど、この状況からどうしたら抜け出せるのかも考えたい
でも今は手も足も出ないお手上げ状態にいる。
どうしたって悲しい。
ママ、会いたい。
今はそれしか浮かばない。
母が亡くなってから出会ったことば。
「禍福は糾える縄の如し」
いまは静かにぐっと堪えて、この言葉を信じてみる。
未来は何が起こるかわからないから、もう明日には涙は止まっているかもしれない。
何かものすごくハッピーなことが起きて、ケロっと元気になっているかもしれない。
大好きな星野源の歌詞にもある。
声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろう
とにかく今はこの悲しみはずっと続かないよ。
また笑って過ごせる日がちゃんとくる。
それだけは忘れずにいよう。
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