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#13 本紹介その8『ぼくらの七日間戦争』
おはようございます。
昨日はお休みをいただいて小道具作りをしていました。おかげさまで大体終わりました。今日の夜に仕上げします。
今日紹介するのは、先日劇場アニメーション化が決まった本です。
☆☆☆
宗田理さんの『ぼくらの七日間戦争』。
僕が小学生から中学生にかけて熱狂的に読んでいた「ぼくらシリーズ」の1作目です。
画像は2007年にポプラ社から刊行された新装版になります。小学校の図書館にはコレが入ってました。
ちなみに実家には角川つばさ文庫版がある(笑)
映画化も数多くされているおはなしですし、知ってる方は多いかと思います。僕のお父さんも読んだことあったもん。
中学生編は『ぼくらの最終戦争』までの11作品。
全部読んだ覚えがあります。懐かしいなぁ。
菊地英治ら1年2組の男子生徒達が忽然と消えてしまった。彼らは廃工場に立てこもっていたのだ。彼らは廃工場を「解放区」として、教師や親達に反旗を翻す。
当時読んでいた頃は、彼らにかなり憧れてました。
その頃別に教師とか親とかに不満があったわけじゃないと思うんだけど…。純粋にかっこよかったんですかね、多分。
☆☆☆
英治ももちろんカッコイイんですけど、私は英治の相棒とも言える相原徹が好きでした。私いつもこうなんですよね。主人公の片割れ的な立ち位置にいる人を好きになっちゃう。いや、物語ってそういう立ち位置の人がわりと魅力的じゃないですか?『池袋ウエストゲートパーク』とかもそうじゃない??マコトもカッコイイけど、やっぱりタカシも魅力的じゃん??
あとはもう、「おとなに反抗するこどもたち」っていう構図が最高ですね。「反旗を翻す」とか「解放区」とか、そういう言葉だけでワクワクしちゃうからほんとよくない(笑)
こう思うと、小さい頃に読んだ本の影響って受けてるんでしょうか。僕たちが気がついていないだけで。
子供達の友情とか仲間意識とかにも心動かされました。英治たちみたいな友達がいたらなぁって思った覚えがあります。やっぱり憧れてたんだなぁ…。
☆☆☆
実家帰った時に、久しぶりに引っ張り出して読んでみようかなぁ…。多分今読んでも面白い、きっと。
それでは、今日はこの辺で。
ごめんね、今日も小道具作りしなきゃなのよ。
仕上げですよ。もうすぐ完成。わーい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
明日は、今日話に挙げた、石田衣良先生の『池袋ウエストゲートパーク』シリーズを紹介します。