iPad版イラレを使ってみた雑感
iPad版Illustratorがリリースされたので
イラレで絵を描く系の人間としては試さないといけないやろ、ということなので試してみた。
↑描いた絵がこちら。
感想はリリース直後で不便な点もあるけど、それを上回る直感的な操作が爽快。
あとベッドでゴロゴロしながら絵を描けるってすげーラク。
簡単に絵を描くとかはiPad版で。
アピアランスなどの細かい処理やDTPとかはデスクトップ版の方が向いてるかな?という印象。
制作の上でいくつか、良かったと感じた点や気になった点をまとめてみた。
ちなみにiPadに引っ付けるキーボードは持ってないので、使用機材はiPadとアップルペンシルだけです。
良い点
①感覚的に描ける
普段、鉛筆ツールを多用して絵を描いている人間なので、ペンタブではなくiPadで描ける時点で感動モノ。
イラレを使ってみたものの、使い方が分からなさすぎて結局諦めてしまった人々を量産している、ペンツール&トレース練習も下書きの線に沿って描けるから、イラレ挫折脱出の一つの選択肢になるかな?
ペンツールで引いたパスを調整しようとするとiPad版イラレだと少し面倒だけど…。
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オススメは鉛筆ツールで滑らかさパラメータを8とかに変えて描いてほしい。
適当に引いた線がゴリゴリに補正されていい感じになるから。
気になった点
①線幅ツールが使えない
線に強弱をつけるためのツールがiPad版イラレに入ってないので使えないけど、その作業はデスクトップ版で作業すればいいや。
②線にグラデーションが適用できない
これもデスクトップ版にデータ移して作業ry
③線幅が1px以下に設定できない
これもry
③レイヤーが複数選択できない
地味に困っている、何かいい方法はないだろうか…
④消したはずのレイヤーや残っている
これはバグっぽい?アプリを閉じて開き直すと直ってるから特に問題ないかな?
⑤作業中に手のひらで関係ないレイヤーを触って移動させてしまう
作業するレイヤー以外全てロックをかけるか、
設定からパームリジェクションの項目をオンにするかで対応。(アップルペンシル以外の誤タップ入力を防止する機能らしい)
色々書いてしまったけど、上に書いた問題点は全て仕上げをデスクトップ版でやれば済む話だし。
やっぱり、iPadで手軽にイラレを使えるっていうのは凄くいい。絵を描くハードルを低くしてくれる。
大まかな絵をiPad版イラレで描く→仕上げはデスクトップ版で、という使い方がしっくりくるかな。
ちなみにレイヤーはこんな感じ。
触るレイヤー以外は全部ロックかけてる。