試験振り返り
私の司法書士試験が今年も終わった。
母が老健に入所してくれたお陰と言ったら人聞きが悪いが、本当のことなのでしかたがない。今までになく集中して試験勉強ができた。
安心してお任せできるところを得たので、母への心配がなくなったためだ。
介護は、試験勉強より100倍も1000倍もメンタルが辛い。
介護経験のお陰で辛い試験勉強も続けることができたとも言える。
今年は予行練習として、本試験と同じ日曜日にlecさんの池袋会場で模擬試験を4回受けた。
5月から模試以外の日曜日は、図書館で本試験の過去問と昨年の模試問題を本試験と同じ時間帯で解いた。
図書館では、中高生が中間か期末テストか大勢、シニアのおばさんが勉強しているのが珍しいらしくジロジロ、図書館の席取り合戦にも参戦、おばさんが席を取ってしまってゴメンよ状態でした。
毎日、択一は昨年の高橋先生のプラクティカルコース教材で全科目アウトプット、基礎は竹下先生のデュープロセス、直前チェックで確認。
記述は、ひな形ドリル、養成答練、竹下先生のブリッジ実践編を繰り返した。改正事項は、予備校の無料動画を視聴させていただきました。
今年は、講座を取っていないので昨年度までの教材でやるしかないのだ。
予行練習の模試での収穫は、択一は今の勉強法で間違っていないこと、記述は、変な癖が原因で間違えるポイントがわかった。
そして時間の壁をなんとか超えられそうな予感が獲得できたこと、やはり4回の模試は必要だった。
模試で間違えまくることが必要だった。
模試を受けている方々を昼飯を食べながら眺めると、皆様、本当にまじめな方が多い。昼飯食べながら、午前中の模試の見直しをしている。私は、
食べながら見直しはできない、喉につかえるし、食欲がなくなる。こういうまじめな方のお仲間になりたいと真に思った。
模試の結果は1回から4回まで、ランクD、S、S、Cとなった。この差は、ただ一つ、午後不登法の記述の枠ずれからきている。
枠ずれしまくったことが、しっかり刻み込まれました。
商業登記の記述は何回やっても時間がオーバー75分位はかかってしまうが点数は安定しそうな事がわかり、2回目以降、午後は商業登記記述、択一、不登法記述の順番で解くことにした。
本試験当日、模試と同じ気持ちでやろうと言い聞かせる。やはり、午後は焦った。
本試験の結果は、午前午後とも択一は良くはないがギリギリでもない、もっと上乗せ欲しかったな。マークミスがなければ基準点はなんとか超えると思う。記述が問題です。以下、午後3時間の振り返り
商登法の記述は70分で終わらせた。焦りで、なんと字が変。振り返るとミスもバラバラとある。
午後択一1時間で終了したが、民訴の問題が頭に入ってこない、商登法から解くことにした。軸足検討でやろうと思っていたが、軸足がわからない問題が多かった。消去法でなんとか、終わらせる。試験中、ふと、今年は択一で基準点いかないかもなぁという考えがよぎった。
最後、不登法記述、残り時間50分、答案構成を途中までやりながら、答案構成書いてたら、答案用紙に書く時間が無くなると思い直接書き始めた。
申請順序をとにかく素直に問題文に従いなさいと自分に言い聞かせていたので、枠ずれはしなかったが、私は、思っていることとは違うとんでもないことを書いたりしてしまうので自分で書いたことが信用できない。
なんとか、全枠書けたので、昨年からの進歩を感じてそれだけでとても満足したのだ。このnoteでは、自己採点を記すのはやめておきます。なんせ、自分の解答に自信がないので、マークミス等においても自信がない。
本試験から10日経って振り返り、我ながらよく頑張ったと思う。
なんとか執念を持ち続けることが出来た。
この執念、一役買っていたのが「未来の先取りマップ」を作ってみたお陰かもしれない。
応援してくれた方々本当にありがとうございました。
合格したわけではないが、今お礼を言っておきたいと思います。残念だったときは、お礼を言う気力もなくなると思うので。
これから、再び母の介護が始まるので、試験のことは暫く考えずに済むことが幸運です。発表は大分先ですが、結果はまた記事にします。
読んでくださって、ありがとうございました。