見出し画像

真面目でモテ男なイタリアン、R君と廻るフィレンツェ 3日間の2日目

初日はこちら。


フィレンツェ2日目。

R君とは夜に会う約束をしていたため、1日観光に徹する。
まずは、フィレンツェに行ったら絶対に外せない、ウフィツィ美術館。

本来、チケットの事前予約必須なのだが、基本ノープランな旅行のため、美術館に行く日も前日に決めたので、『平日早朝に並ぶと当日券が買える』というネット情報を信じ、朝6時前に起床。

朝を軽く済ませ、化粧をし、7時前にはアパートを出発。
まだ朝市の準備もこれから、人も車も少ない静かな時間帯。
その中を小走りで駆け抜け、美術館に向かうアジア人は私です。

画像1

7時15分くらいには美術館に到着。なんと、1番!
さすがに早すぎたかな・・・でも、開館30分前の7時45分には並んだほうがいいと書いてあったし。
不安になりながら並んでいると、7時半くらいにアメリカ人男性1人、その次に中国人女性1人がやってきた。
お互い一人なので、「チケット売り場はここですか?」から始まり、どこからきたの? フィレンツェは初めて?など、ちょっとした交流タイム。
また、各々途中でトイレに行きたくなったり、チケット販売場所を確認するために並び列から抜けたい時もあったので、文明の利器「WhatsApp」を利用して連絡先を交換し、自由に動けるようにした。待つ時間も苦じゃない。

そして8時過ぎにはチケットセンターが開き、9時台の入場券を無事購入。アメリカ人と中国人は午後の時間を選択したようだったので、ここでお別れ。

ウフィツィ美術館は何といってもボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」のや、レオナルドダヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」など、どれも世界史や美術の時間に習った絵がずらり。
朝一番は人も少ないので、一つ一つの作品をゆっくり見ることもできるし、美術館の中から眺めるフィレンツェの景色も堪能でき、大満足。

画像2

美術館を後にし、街中散策再開。

画像3

ヨーロッパ議会選挙の演説準備。イタリア国旗をもらった。

画像4

警察官の帽子が頑丈かつ大きい。

画像5

本場フェラガモの生家 博物館とオフィスも兼ねている。

画像6

お店屋さんの入り口、雑誌フィガロで見たことがあったので思わずパチリ。

フィレンツェの宿泊先を探していた際、日本人が経営しているイタリア観光事務所に問い合わせていた。
結局その事務所では、ホテルや美術館のチケット購入などもしなかったけど、対応してくれた方がとってもいい人だったので、ご挨拶へ。

ドゥオーモからほど近くに事務所があり、立地抜群。メールのやり取りをしていた人とも無事にあえて、色々お話もできた。次回はぜひ使います!
ちなみに、イタリアで料理を修業したい人などがよく利用するらしく、私が顔を出した時間帯も3人くらい日本人の方がやりとりしていた。

事務所を出て、街歩きを再開。

画像7

カフェに入ったり、お土産を買ったり。スーパーにも立ち寄って、翌日ヴェネツィアに向かうため、車内で飲む用のお水やお菓子を買って一旦アパートへ戻り、できるところからパッキング。

そして夜7時過ぎに再度アパートを出発。今日はR君を待たせないために、10分前には待ち合わせ場所に到着。
でも、待ち合わせ時間を5分過ぎても来ない。連絡もなし。やっぱり前日に待たせたからか。
10分経っても状況が変わらないため、メールする。あと2分くらいで着くとのこと。でも結局来たのは待ち合わせから15分後。R君もちゃんとイタリア人。彼からすれば今日も私が遅刻すると思っていたんだろう。お互い様である。

気を取り直し、今日はどこを回ったの?と聞かれたので、ウフィツィ美術館とこことここと~・・と答えたら、じゃあこれからミケランジェロ広場に行こう、と。
私がまだ行っていないエリアをすぐにチョイスしてくれて、やはりスマートである。

画像8

夜8時前でこの景色。最高でしょう。
夕暮れ~夜にかけてはフィレンツェのカップルのたまり場になるそう。
そりゃあ、こんなロマンチックな景色なんですもの。

ミケランジェロ広場を後にし、夜ご飯を食べにレストランへ。
私のリクエストはポルチーニ茸。岸部露伴が食べられなかったアレ。

画像9

こじんまりしたレストランだったけれど、入り口にJCBのマークがついていたので、きっと日本人もよく来るお店。ポルチーニ茸がたっぷりのったバゲットに、白ワイン。フィレンツェ最高か。

アルノ川の周辺をぶらぶら歩き、デザートを食べよう!とジェラート屋さんへ。ローマで食べられなかったイタリアンジェラート・・ここでようやく食べられる。

画像10


夜の10時半でも行列が続く人気店。レモンとピンクグレープフルーツをオーダー。さっぱりして美味しい。

画像11

夜のドゥオーモも素敵。

また、アパートの前まで見送ってくれるR君。脱帽です。本当にありがとう。

明日は午後にヴェネツィア行きの電車に乗るため、午前中まではフィレンツェ観光に充てられそう。R君、私が発つ前に少し会えるかも、とのことだったので、パッキングもできるだけ終わらせておく。
あっという間にフィレンツェ2日目が終了。名残惜しいけど、残り半日堪能しよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?