めぐる。歌集の行き先
2月7日、第一歌集『サウンドスケープに飛び乗って』が発売された。
着々とさまざまな土地の、まだ行ったことのない街に、一足先に歌集が届けられる。
それをネットで知る。
それを眺めながら、私の言葉がだれかの手に届く音が聞こえる。
なにかを感じてもらえたら嬉しい。気に入ってもらえたらもっと嬉しい。
ネットでは、会ったことのない人からの感想が流れてくる。
こんなにも読んでくださっている方がいるんだ、と。すごいことだ、と、短歌を詠んでいる人とは思えないほど陳腐なことを感じてしまう。
歌集に描いた景色が、読み手にとってはどのように見えているのか。同じ色に見えるのか。それともまったく別のナニモノかになっているのだろうか。
作者として、わくわくしながら、眺めている。
札幌のがたんごとんさん
名古屋の七五書店さん
自由が丘のREWIND BOOKSさん
八重瀬のくじらブックス&Zou Cafeさん
高松のルヌガンガさん
幕張のlighthouseさん
大阪の葉ね文庫さん
下北沢のBOOKSHOP TRAVELLERさん
下北沢のうたとポルスカさん
ほかにも大型書店やきっとまだ届いていない光があるのだろう。
それらを繋げて星座にでもすれば、まだ見たことのない景色になるのだろう。
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