文鳥のおはなし
文鳥をお迎えした話をします。
去年の11月に、文鳥をお迎えしました。生後1か月も経っていない赤ちゃん桜文鳥で、くちばしはまだ黒く、ご飯を食べたらすぐ眠ってしまうような子でした。
そもそも文鳥をかわいいと思ったのは、手乗り文鳥の動画や写真を見ていたからだった。癒しを求めていたのかもしれない。けれども、小さな命をしっかり育て歩んでいくという責任もお迎えすることで生じてしまう。
文鳥は平均7年ほど生きる。この時間を一緒に過ごす。文鳥にはそれを選ぶ選択肢はなく、限りある時間を共に過ごすのだ。
文鳥の名前は「すみ」。ねむるときにゲージのすみっこで眠っていたから、すみ。
すみはえさを食べ眠り、遊んで、遊んでいるうちに眠り、眠り、生きるってこういうことなんだな、って思う。日常や仕事で時間に追われているときも、すみと遊んでいる時間によって気持ちがリセットされるような、そんな感覚を覚える。
お迎えしてから1週間ですでに手乗り文鳥としてそのかわいさをふるまうすみ。
くちばしはどんどんピンク色へ染まり始め、自分でご飯も食べるようになっていき、成長が著しく感じる。
これからもいろんな景色を一緒に観ていくのだろう。そう期待も込めて思っているのだった。
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