色々と。
何年ぶりか忘れたけれどとにかく久しぶりに友人に会った。
変わらないけれどやっぱり距離は感じた。
仕方の無いことだと思う。
元々共通の趣味で知り合い10年以上なんやかんやで続いているけれど、地元を離れて都会に出ていってからはほぼ会うことがなくなってしまった。
変わってないと思っていた。
でも話す端々にもう昔のままじゃないんだなあ。
なんだかとおくなってしまったななんだか遠くなってしまったなとは、私が勝手に思っているだけなのだけれど。
髪を短くしたことに驚かれたけれど、私はここ数年何度も髪を切っているし、伸ばしてはいたけれどもう昔みたいにツインテールにフリフリのお洋服なんて何年も着ていない。
いや、実は着ようと思ったんだけれど。
久しぶりに袖を通したロリィタメゾンのワンピースはひどく重たくて。
こんなに重かっただろうかと驚いて着るのを辞めてしまった。
多分相手の中ではその印象のままで、私も変わってはしまったのだろうけれど。
ネットの上では変わっていないと思っていた。
顔も見えないからそれはまあ、多分お互い記憶にある状態の相手を想像してるんだから変わってないと思っていただけで。
そうか、もうあなたはこちらには戻ってこないんだろうな。
そんなふうに思ってしまって、なんだか勝手に寂しくなってしまった。
自分もそうなるのだろうかな、とか思うけれど行動していないから想像もつかない。
でもよく考えたらその友人との共通の友人とももうほぼSNSで辛うじてつながっているだけで、関わりなんてそのサービスが無くなれば切れてしまうだろう。
以前はその友人たちとばかりいたけれど、いつの間にかもっと他の友人も増えていた。
そう思えば向こうからしても私がどこか変わってしまったところはあるんだろう。
お互い様だ。