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10代の頃
最近10代で起業されていたり活躍されている方を見るたびに本当にしっかりとしていてすごいなぁと尊敬の気持ちになる。
自分自身の10代の頃を振り返ってみると、明確な夢や目標はなかったと思う。それでも日々色々なことを考えたり、感じたりしていた。
まるで暗闇の中にいるような日々を過ごしたこともあった。前に進みたくても進めなくて苦しかった。今の私なら深く考えずに進んでみたらいいんだよ♫と思えそうだけど、あの頃の私にはどうしてもできなかった。
人は見た目だけでは本当にわからなくて、内面では何を悩んでるとか苦しんでるとかは他人にはわからないもの。人には言いたくても言えないような悩みというものもある。
こんな風に書くと楽しくなかったの?と思われそうだけど、ある時から少しずつ好転し始めた。
それは自分の道を自分で決めるようになってから。
自分の行きたい高校に行くと決めて、合格してからは毎日2時間近く通学時間がかかったけれど、ほとんど休まずに通った。
当時はまだ15歳だったけれど、自分の心の声を信じて、歩みたいと思う道を自分で選択して進んだ。
子供だと思っていたけれど、未来に明確な夢はなくても、目の前にあることをただ精一杯頑張っていたと思う。
周りからの評価よりも自分が選んだ道に誇りを持っていたし、ある意味期待されていなかったぶん(笑)伸び伸びと勉強に励んだり、趣味を楽しんでいた。
そうして通っていく中で奇跡のようなことが起こり、大学にも合格した。
人生は本当にいつどこでどうなるかというのはわからないもの。
今は苦しかったり辛さを感じていても、輝くような未来が待っているかもしれない。
苦しんだぶんだけ、乗り越えたときの喜びや幸せはより深く感じることができるもの。私自身がそうだった。
もちろん失敗したり傷ついたり悩んだり、後悔もたくさんした10代。
様々な感情を抱えながらも、目の前のことに集中していたら、自然と道が開けてきた。
振り返ってみると今もそうしたらいいのだと10代の自分から教えてもらった。
今も焦ったり悩んだり、苦しいこともあるし、未来に不安を感じることもある。
それでも、あの頃の様に今目の前のあることに集中していたら、きっとベストな道が開けてくるのだと信じてみよう。そんなに焦らずに、あの頃の様に少し肩の力を抜いて進んでいこう。
そして、自分が選択した道に誇りを持っていきたい。
30代になってからはあの頃よりもだいぶんたくましく、図々しくもなったけれど(笑)
あれから何年も時を重ね、あの頃には想像できなかったような幸せなことがたくさんあった。生きていてよかったと本当に思う。
本当に人生は何が起こるかわからない。
真面目に人に優しく、自分の道をひたむきに生きる。
そうした日々の積み重ねが、ある日大きな喜びに繋がるのだ。