[働き方9]日々追われていても行動につなげる
こんにちは。ないとばーどです。
2020年8月6日木曜日、セミが賑やかな暑い夏の夕方
広島に原爆が落とされて75年。日本の8月は常に暗い影ともの悲しさを感じますが、この国に生を受けた者として、過去を考え、今と未来を見直すために必要な1ヶ月なのだと思います。戦前は、ひぐらしの鳴き声も今とは違った響きに聴こえたのでしょうか。
さて前回、「細切れの時間や隙間時間をどうやって有効に使っていくか」についてのお話をしていました。実行するために大事なことは次の2つ。
A. 短時間で区切りがつけられるタスクに分解する
B. 短時間で集中するための環境を作る
そしてまずAを準備していくためには、次の順にやっていくといいよ!というお話を途中の2.までしていました(前回の記事)。
1. 大きな到達地点を表現する目標を作る
2. 目標へ至るまでのステップを作り小目標とする
3. 小目標を達成するToDo(タスク)を洗い出す
4. ToDo(タスク)の順番を決める
わりと1は作れても、2が作れないものです。1に到達するための道筋を作ることは慣れていないとなかなか難しい。
ですので、今から何をしたら、どのようにしたら、1にたどり着けるかなという視点で書き出してみるとよいです。
1を実現するために「メモ帳を買う」、「シャープペンシルを買う」、「やろうとしていることを検索してみる」、「必要な資格があるか調べる」など、そういうレベルから書き出します。
書き出していく作業を、これ以上は自分では考えられないなと思うところまでやるとそれが2でいうところの小目標になります。
これ以上は無理だな、わからないなと思ったら、そこで終わり。終わったら3のToDoにしていきます。ToDoは「やること」という意味です。横に「タスク」と書いていますが、どちらの言い方でもかまいません。2で作った小目標を実現するためにやること(タスク)を決めていきます。
たとえば「メモ帳を買う」ということ。これは次のようなタスクに分けられます。
a. メモ帳を売っているお店を探す
b. どこのお店に行くか決める
c. おおよその予算(メモ帳代と交通費)を決める
d. お財布を探す
e. お財布の中の金額を確認する(足りるかどうか判断)
e-1. 金額が足りなそうなら銀行へ行く
e-2. 銀行でお金をおろす
f. お出かけする服装に着替える
g. 家の戸締りをする
h. 家の鍵を探す
・・・などなど
「メモ帳を買う」というたった一つの小さな目標でもこれだけのタスクに分解できます。さて、30分の細切れ時間が見つかったとして、すぐメモ帳を買うことができるでしょうか。
忙しいと意外に「わー、無理かも・・・」となって、行動に繋がらなかったりします。
比較的余裕があると、頭の中でこれだけのことを考えて、決めて、行動しています。ほぼ無意識です。でもこれらのことを細切れ時間が見つかったときに考えだしたら、考えているだけで終わってしまうのです。
そこでこれを、やること、ToDo、タスクとして意識するように、時間ができたらすぐに行動できるように、書きだしていくのです。
書き出せたら順番を決めるのですが、、次回に続きます。