ピーターパンと呼ばれて #2
謎に思い出してしまった思春期の頃の話
それを青春時代と呼ぶにはまだ早すぎる若葉の頃
中学校生活も夏を過ぎるといよいよ進路の話しになってくる
特に志望校も無かったあたしだが
当時恋心を抱いていた女子が志望する高校を目指すというなんともガキくさい理由で勉強をし始める
そういえば中学2年末期にあやうく新聞、警察沙汰になるような大事件を起こしてしまい
仲良しグループの我々の所謂内申書は極最悪なものだったらしい
(推薦入試は論外だと)
不良ごっこも中学3年では落ち着き学ランの第一ボタンを外さずに過ごすというのがトレンドになっていたw
その頃からプレハブに集まる時間も少なくなっていき何気に皆んな勉強を始めた
将来が決まる
みたいな事を先生達は言っていたし
進学校を目指しているやつらは別の教室でなんやか難しい問題を解き始めていた
この頃からなんだか違和感を感じ始める
15歳で勉強して高校に入学する
うん。普通の事だ
だか、
将来が決まる
みたいなワードが疑問だったように感じる
とまあ、そんな事もなんとなくありつつ
好きな子とまた学舎を共にするべく
勉強に励むアメテツがあの頃にいたという事は事実である
春から告白し始めて夏休みの終わりには3回目の告白に失敗しているということも追記しておく
つづく
アメ