あれこれ初体験13(寄席の定席に行ってきた!)
こんにちは!
齢(ヨワイ)30過ぎでも初体験はたくさんある!という生き恥を晒すシリーズ第13弾!約1年ぶりの投稿は寄席の定席に行ってきた!
ということで、芸術の秋!浅草演芸ホールの夜の部に行ってまいりました!
今を時めく講談師神田伯山先生が主任ということで、チケットが入手できたという吉報にゃ、当日まで心が躍りまくりの数週間でしたよ!
2週間遅れのレポはごめんなさい。。。
演目は下記の通り(写真左)。
私、寄席自体はお江戸日本橋亭に7年ほど前に行ったことがありましたが、定席に行くのは初めてでした。
今回の行くきっかけですが、わたくしが所属している「平成生まれによる昭和ポップス倶楽部」内の部活「寄席演芸研究会」で行こうとなったのがきっかけです。
今は、伯山TVもずっと見て、問わず語りも毎週欠かさず聞いているのですが、神田伯山先生を知ったのは太田上田のYOUTUBEでした。
当時はそういう人がいるのかぁぐらいの認識でした。
その後、ねづっち先生に再はまり(1度目はWコロン+爆笑問題カーボーイハガキ職人時代)し、ねづっちチャンネルの中で寄席に出たときの動画に伯山TVへのリンクがあり、そこから伯山先生にはまっていきました。
最初に通しで聞いた講談は中村仲蔵、、YOUTUBEなのに泣きました。
もうそこからはずっと伯山TVを見て、ヨネスケチャンネルも見ていろんな噺家さんや講談の方、色物の方々に興味を持ちました。
そして、このプログラム、顔付けですよ。
これはチケットとれないのではと思ったらまさかの当選!
内容もパーフェクトでした。
まずは前座に伯山先生のお弟子さんの青之丞さん、目がきりっとしててかっこいい。若武者だ。
続いては伯山先生の妹弟子、松鯉先生のお弟子さんの神田鯉花さん。那須与一のお話を松鯉先生イズムの小気味良いリズムで聞かせる。これがカッコいいんだわ。
色物で漫才師のおせつときょうたさん。
顔と名前は覚えたぞ~~~(笑) YOUTUBEチャンネルトップのイラストがかっこいいやん。
続いての桂松福さんは、9月に二つ目に上がったばかり。「雑俳」という話で、話の中に俳句・川柳を織り交ぜていくもの。俳句を考えるのだけでも大変だなぁと感じた次第。これから真打に向けても頑張ってほしいですね!
そして、一人目のお目当て柳亭小痴楽師匠!成金メンバーで、いろんなYOUTUBEでも拝見していましたが、若くてかっこいいお兄さんなのよ。年齢も私と一つしか違わないのに、まあ、あの湯屋番の表現力の高さ!プルプルしながら番台に上る様やいい感じに馬鹿馬鹿しい妄想が表現されて、めちゃくちゃ笑いました。また聞きたい。
その次は音曲の桂小すみさん。音大出身でもともとはお囃子さんをしていたようですが、舞台に上がる側に回って活躍している方です。
三味線を広めるというということで、自作の曲をということで、急にワールドワイドになり、三味線が・・・うなる。あれは三味線なのか疑うほど、めちゃくちゃロックでした!!!
続いて、三笑亭可龍師匠。お話はもちろん上手いし女性役は艶があるなぁと思っていましたが、きりっとしていて一体おいくつなんだろうかと帰ってwiki見たら年齢に驚くとともに、私と同じ西武ライオンズファンという共通点あり!シュッとしていてかっこいい。
桂小南師匠、夢八を演じる。これはタイトルからはしょっちゅう夢ばかり見ている八兵衛から来ているんだが、「釣りで釣って、つられて、つりびとの~」って話ですが、八兵衛が徐々につってあるものが気になっていく描写やそれに気が付く描写はポップにリアリティを感じて、やはり落語家の方はすごいと感じました。
コント青年団。ベテランコント師のお二人。ちょっと押していたようで、時間が少なく中身があったようでないようなコント(笑)。
その時間のない中で、中入り前にお目当て二人目の三遊亭遊雀師匠。YOUTUBEで拝見していたけど、すごく優しい方なんだ。演目は代り目という演目で、酔っ払いが出てくるものなんですが、酔っ払いながら伯山先生の講談放浪記の物販の宣伝をするという(笑)
でもね、「今日のお客はイイ!!!」って遊雀師匠に言われた日にゃもう満足です。ほんとに。
で、中入り後!!!
私が伯山先生と並んでお目当てだったねづっち先生!!!
※筆者5か月連続単独ライブの抽選外してます!
15分程度でしたが、おなじみ奥様ネタもありさすがの漫談。そしてお客さんからお題をもらってのなぞかけ!いやぁ整いすぎてるんだよなぁ(笑)
そして伯山TVでもチェックしていた遊馬師匠。演目「鮑のし」。落語っていうのは、ダメダメな人物が出てくる笑い話は多いのですが、遊馬師匠の演じる甚兵衛は、自分がイメージしている落語のおちゃめなダメダメな人物。鼻水たらしているような、いわばバカボンのパパ!
で、三笑亭茶楽師匠。「子は鎹」ということわざのエピソードである「子別れ」という人情噺。あったかくてなぁ。話の筋は知っていたのですが、本当に涙が出ました・・・・。
いい流れで来て、最後の伯山先生につなぐ紙切りの林家喜之輔さん。なんであんなにすぐに切れるのか。ねづっちさんもすごかったですが、喜之輔さんもすごい。トークも淡々としながらも笑いがあり、場をきちっと整え最後の伯山先生にバトンを渡されていました。
寄席ってこれなんだなぁと改めて思いました。
そして伯山先生!!!
万両婿。落語のネタにもなっているものですが、伯山先生のは笑いのある話で進む。とりあえず、大家はとんでもねぇ野郎だ!(笑)
伯山先生のラジオも欠かさず聞いていますが、お話も面白いし熱演もすごい。ただ、現場で見る伯山先生は表情もすごい。全身で語ってくれる。
すごい芸です。
伯山先生だけでなく、絶対演芸を生で一度は見に行ったほうがいい!
まだまだ生で見たい師匠・先生方はたくさんいますので、また寄席に行きまっせ!