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名古屋から紀伊半島回ったり内陸突っ切ったりしながら3泊して埼玉に帰った話②

第1話はこちら
特急乗り継ぎの旅であった1日目とは打って変わり、2日目は鈍行列車の旅。
そしてほとんどの区間をロングシート車が占める旅でした。


2日目の行程

和歌山→(和歌山線)→王寺→(関西本線(大和路線))→奈良→(関西本線(大和路線))→加茂→(関西本線)→亀山→(紀勢線)→鳥羽

JR西日本は貴重な形式の宝庫

この日のトップバッターは和歌山線。5年位前までは105系というレトロな列車が走っていましたが、現在はJR西日本管内で増えてきた227系が使われています。
広島地区を走るものとは違いロングシートでした。もっとも、混雑していた訳ではなく、ちょっと体を窓に向けて車窓を楽しむことができました。

和歌山線の227系1000番台

最高速度が85km/hに抑えられているということもあり、87.5kmという営業キロながら、終点の王寺まで乗車時間は2時間を超えます。

王寺駅で関西本線の列車を待っていると、201系を見つけたので1枚パチリ。関東圏では見られなくなって久しいですが、大阪都市圏では現役の姿が見られます。
もっとも、京阪神地区への225系導入の玉突きで転出する221系によって引退する計画となっているので、記録するのは早めの方が良いようです。

王寺駅では関西本線の201系が見られました(乗車したのは221系)

奈良駅、加茂駅で乗り継ぎ。
大和路線という愛称で呼ばれるのは加茂までで、ここからは正式名称こそ同じ関西本線ですが非電化区間に入ります。車両はJR西日本の非電化区間ではお馴染みのキハ120系。単行ということもあり立ち客もいました。
着席することを選んだため、車窓を眺めることは叶わず。ディーゼルエンジンの心地よいサウンドを耳にしながら、のんびり過ごしました。
途中の柘植駅では草津線の113系と遭遇。この日記を書くために調べていたら既に草津線では運行終了していたことを知りました。拙い写真ですが、撮影しておいて良かったです。

加茂からはキハ120系で亀山へ
草津線の113系。撮影から1年以上経ち、既に草津線から撤退

亀山駅近の食堂で昼食

亀山に着いた頃には13時を過ぎていました。駅近くにザ・地元の食堂というようなお店があったので、入ってみました。
店内は常連と思われる地元客が店主さんと話しており、まさに地場の店という感じがしました。
写真のようにボリュームのあるカツ丼を味わいました。


亀山駅近くの食堂「大安」で食べたカツ丼。地元の食堂といった感じで、旅の趣がある。

亀山駅に戻り、紀勢線・参宮線の普通列車で鳥羽へ。いつものようにのんびりと車窓を見たり、時々ウトウトしながら、鳥羽までの約2時間を過ごしました。
鳥羽駅は桑名、津、松阪、伊勢市と同じ近鉄との接続駅。ただJRと近鉄の乗換跨線橋は閉鎖されており、JRの駅としては無人駅となっています。
そのため、田舎の棒線駅のように先頭車両の最前列ドアから降車します。
改札口も閉鎖されており、かつて駅員さんが居た時のような姿はもう過去のものでした。

JR鳥羽駅の跨線橋は2020年3月に閉鎖

鳥羽で2日目終了

鳥羽駅からは送迎バスで今宵の宿「KKR鳥羽いそぶえ荘」へ。

KKRは「国家公務員共済組合連合会」であり、共済組合の組合員だとちょっと安くなるようです。
私は該当しないので、楽天トラベルから予約しました。
昔の保養所といった趣でやや古い印象はありますが、和室でのんびりと寛ぐことが出来ました。

和室をチョイス。旅行に来た非日常感を高めてくれる
夕食では伊勢ビールで乾杯!

第3話はこちらです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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