名古屋から紀伊半島回ったり内陸突っ切ったりしながら3泊して埼玉に帰った話④(最終回)
特急乗り継ぎ旅の1日目はこちら
ロングシート乗り継ぎ旅の2日目はこちら
色んな乗り物乗り継ぎの旅の3日目(前半)はこちら
名古屋を出発して、紀伊半島をぐるっと回り内陸を突っ切り、フェリーに乗ってきた旅もいよいよ大詰め。
3日目後半は静岡駅から日本有数の鈍足特急「ふじかわ」に乗車して甲府に向かって1泊。最後は「あずさ」に乗車して埼玉に到着しました。
特急ふじかわ
「ふじかわ」は静岡~甲府間を1日7往復している特急列車。新幹線「ひかり」からの接続が考慮されたダイヤになっています。
373系の3両編成、富士から入る身延線では最高速度85km/hと特急としては短編成・低速ではありますが、前身の急行富士川、さらには準急富士川の時代から考えますと、約60年もの伝統がある列車です。
富士山がよく見える
「ふじかわ」は静岡から富士は東海道線を走り、富士からは身延線に入ります。身延線に入る際に進行方向が入れ替わるのですが、静岡~富士が短いため、静岡発車時点で予め身延線の進行方向に合わせた座席配置になっています。
身延線に入ると富士山がよく見えます。この日は雲がかかっているなか、山頂がひょっこり顔を出してくれていました。
甲府に到着
富士宮周辺で既に夕刻の中。あっという間に夕暮れを迎えて景色はあまり見えませんでした。
2時間半ほどの所要時間で甲府に到着。徒歩15分ほどのホテル「ドーミーイン甲府」に向かいます。
甲府は仕事で平日に宿泊したことがあるのですが、その時は比較的空いている印象を受けました。
しかしこの日は年の瀬も押し迫る12月30日。観光客もですが帰省客が多く居たように見え、どこの居酒屋も団体さまで大盛況!満席で入れない店もありました。入れた居酒屋さんで鳥モツを味わい、適度に飲んでホテルに戻りました。その後〆として、ドーミーイン名物の「夜鳴きそば」をいただきました。
最終日はゆっくりと
最終日はチェックアウト時間を延長して昼頃までまったり過ごしました。駅近くの甲府城跡に立ち寄り、甲府市街地の景色を眺めて旅の締めくくり。普通列車を乗り継ぐ元気も無く「あずさ」に課金。立川で下車して西国分寺からは武蔵野線で南浦和へ。駅構内のそばや「いろり庵きらく」で年越しそばをいただき、帰路につきました。
個人的な旅行話に、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。