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広島県三原市のじゃんけんスタイルについての一考察(FBからの転載)

小島 信章さんの投稿から、三原のじゃんけんスタイルがおかしい。

私たちの子ども時代は、

(最初はグー、は、私たち世代は途中から)

1)じゃんけんぽん

2)あいこでしょ

3)じっしんけ

4)よーろっぱ

5)しつこいね

のじゅんばんで、1)に戻る流れです。

これが、三原だけのもの、ということに疑問を持った 小島 信章さんが、投稿したのですが、私も疑問に思い、調査をはじめましたが、さっぱりわからない。特に3番目の「じっしんけ」が。

たしかに、グーグル先生に聞いても「三原のじゃんけんがおかしい」という答えだけ。

ここで、助け舟をもらいました。

久保尚友さんから「茨城県に似たようなんがあるよ」との情報をもらいました。

http://www1.tmtv.ne.jp/~kadoya-sogo/ibaraki18-asobi.html

でも、茨木県と三原のつながりがない。

本当にないのか?

そもそもジャンケンの由来とは?

そういう時はWikipediaに教えてもらいましょう。

https://ja.wikipedia.org/.../%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%93...

そもそも、じゃんけんってどう発生した?という疑問を持ち、調べてみたところ、中国から長崎へ江戸時代の元禄の頃はいり、徐々に広まっていったとのこと。

長崎からの流通を考えると、北前船を思い出しました。

北前船は、尾道も寄港地。しかも当時の浅野家広島藩は、尾道は管理下の街(備後との境は尾道大橋あたり)。

では、尾道市ではと、調べてみると、三原と同じじゃんけんの並びなのです。もちろん「じっしんけ」も。YouTubeで投稿している方がいらっしゃいました。

https://youtu.be/IUdWwgZtZa4

では「じっしんけ」の由来を考察していきますと、中国のグー「石拳(いしけん)」が訛ったのかもしれないと、ふとおもったのです。

いーしーけん!→いっし・けん!→じっし・けん!→じっしんけん!→じっしんけん!→じっしんけっ!。

のように。

4拍子で、最後の拍が休符が、ジャンケンのリズムの基本なので、それに合わせて、言いやすいカタチに変化してきたのかも?

だから、グーがあるからパーも欲しい。それが「ヨーロッパ」になったのかも?

チョキがないのは、単に言いにくいからでしょう。

ですから、最後は「しつこいね」で、終わらせて、「じゃんけんぽん」に戻る。と考えました。

以上のことは、仮説ですが、言葉の流れは、人の流れ。そして、それが訛ってゆくもの。

証明する手立てなど、あるわけはありませんが、現在手にはいる情報で立てることのできる仮説は、これが一番説得力があるのかな、と思います。