子どもの不機嫌で私が不機嫌になっていました。今日の言葉#53
我が家の5歳児。
最近、また不機嫌・癇癪が
増えてきたような気がしている。
「そういう風に怒ってるの、好きじゃないよ」
と言いながら、私が怒り、
「不機嫌にならないで」
と言いながら、
私が不機嫌になっているという矛盾。
学校帰り、カーシートに乗るなり、
なんだか不機嫌が伝わってくる。
そして、アパートの駐車場に着いても
ダラダラ降りないので、
「先に家に行くよ」
と私が降りたら、
怒り心頭のようで、叫び出してしまった。
また別の日は、
朝なかなか起きないので、体を揺すってみる。
子どもは布団を引っ張り、
眉をしかめながら
私に「シー!!」。
喋らないでと合図を送り、
イライラしながら
まだ寝たいとアピールする。
そんな小さな不機嫌や癇癪が続くと、
私自身も疲れが溜まってくる。
眠い、お腹がすいた、疲れた、
全てそんな単純な理由なんだと
思うけれど、
その子どもの表情や声のトーンなどが
私にも影響する。
子どもが不機嫌になり、癇癪を起こすと、
冷静になれずに、イライラしてしまう。
淡々と話せばいい。
どうしようもなければ黙って、
その場を離れてもいい。
そうわかっていても、
どうしたらいいんだろう、
どうやって声かけすれば、
癇癪を起こさないんだろう、
どうやったら、上手くおさまるんだろう、
とその時も、
その後も、
考えては分からなくて、
イライラしてしまったり、
同じことを繰り返してしまう。
負のループにハマっているのかもしれない。
最近子育ての参考にしている
子育て勉強会TERUさんのYouTube Channelを見た。
いろんなこうしたらいい、
こうしない方がいい、という
アドバイスやヒントがもらえるが、
今回一番自分の心に留めたいと思ったのは、
真面目に向かい合おうとし過ぎなくていい、
だった。
私は考えすぎて、きっと疲れてしまっていて、
小さな不機嫌でも過敏に対応してしまったり
(見過ごせばいいのに)、
なんとかしようと「頑張ろう」と
してしまっているんだな。
ご近所に、割と自己主張の強い、
一度こうと決めたら、泣いて喚いてでも、
それをやりたいと言って動かない2歳の子がいて、
その子の様子を見ていると、
お母さん、大変だろうな、、と思う。
そして同時に、その子どもの
意志の強さ、自己主張の強さは大したものだ!
きっとこの子の将来は明るい!
なんて思ったりもする。
他人事だからそう思えるんだよな。
お母さんは苦しんでいるだろう、
悩んでいるだろう。
そんな様子を見かけたら、一言
「お母さんもよく頑張ってますね。
お茶でも飲みましょう」
と声をかけてあげたいな
ふと、そんな状況を頭に思い浮かべてみた。
そうすると、そのお母さんが
自分と重なったのか、
なぜか涙が出てきた。
「よく頑張ってますね」
もしかしたら、私が私自身に
かけてあげたい言葉だったのかもしれない。
「大変ですね」という共感や
こうしたらいいですよ、とか、
そういうこともありがたいが、
よく頑張ってるね、
と誰かに認めてもらいたかったのかもしれない。
そうだ、私頑張ってたんだ。
だから、頑張ってるね、って
認めてもらいたかったんだな。
自分の気持ちはなかなか自分でもわからないけれど、
客観的に見ると見えてくることがたまにある。
今まで頑張ってきた自分に、
「よく頑張ってるよ」
と伝えてあげよう。
そして、そんなに真面目に頑張らなくてもいいかも
しれないよ、
と教えてあげよう。
頑張らないって難しいけど、
子どもが不機嫌になったり、癇癪が起きてる時、
子どもに寄り添うような共感・肯定の声かけを
してみて、それでもおさまらなくて、
私自身にも心のゆとりが無くなってきてると
感じたら、
「淡々と」「淡々と」
私自身を失わないように、
力が抜けたら、
いいなぁと思う。
今日の言葉#53