私の「早すぎる自伝」を書いてみました。今日の言葉#30
※「早すぎる自伝」の部分は少し恥ずかしいのもあり、有料にします(笑)
茂木健一郎著『「書く」習慣で脳が本気になる』を読んでいる。
本を読んで、実践することで、
自分の過去を振り返ったり、
新たな気づきがあって面白い。
今回試したのは、
第4章 願いをかなえるために自伝を書く、の中にある
・自分の「カノン」となる出来事を見つける
・「早すぎる自伝」を書く
という二つ。
カノン、というのは、茂木さんの言葉を借りると、
「一次的に人々の関心を呼んで売れたりする本や映画や音楽とは異なり、時の風化にも耐えて後世の人たちに語り継がれていくべきもの」。
そして、「人生におけるカノン」とは、
「自分のこれまでの人生において、これからも言及されるべき重要な出来事」とする。
茂木さんは、全ての人にカノンとなる出来事があり、自分の人生の歴史を振り返ることで、今の自分と向き合い、自分の人生における歴史意識が生まれ、これからどう生きていくべきか、を考えることにも繋がるという。
❶私の人生のカノンは?
・軽度知的障害のある兄(年子)と育ったこと
・大学生の時、NPO活動で日本の田舎体験をしたこと
・北海道で、ランドスケープ会社が主催する、地域の祭り会場を地域の人と作るワークキャンプに参加したこと
・結婚してアメリカに来たこと
かな、と思う。
そして、次に「早すぎる自伝」。
これは、とても面白い。
人は、過去のある出来事やある人との出会いが、自分を作っている。
自分の人生の系譜を見ていくと、過去のターニングポイントやセレンディピティー(偶然の幸運に出会う能力)があって、それらを書き出し、はっきりと確認することで、自分の自画像が描かれ、自分の人生における「確実なもの」を持つ。
人間の脳は、確実なものと不確実なもののバランスが取れている状態で、楽しい、と感じるので、そうやって気がついた自分の自画像を元に、新しい挑戦ができるようになる
と言う。
「早すぎる自伝」の書き方は、いまの自分の疑問点を起点にして、過去に遡って自分の起源を辿っていくと言う方法。今の自分の疑問点とは、「そもそもなんで自分はこの職業に就いているのだろうか」「自分がどういう経緯を辿ってきた結果ここにいるのか」「なぜこの人と結婚したのだろうか」「自分はかつて自分が望んだような生き方をしているのか」といったこと。
早速茂木さんの例を見ながらやってみた。
❷私の「早すぎる自伝」
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