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クレジットスコアを左右する6つの指標 【アメリカ🇺🇸ポイント生活🛫💳】

「お金は無いけどポイントはある」アメリカ・シリコンバレーでマイルやポイントを25年以上研究している藤本です。

noteでは主にアメリカ在住の日本人を対象に、クレジットカードや飛行機のマイレージを使ったポイ活について発信しています。目指せ100万ポイント、ファーストクラスで世界一周!

さて、今回はアメリカで生活していて切っても切り離せない、クレジットスコアのお話。


クレジットスコアとは?

アメリカに移住してきた日本人が、最初に困惑するのがクレジットスコアかと思います。クレジットスコアとは、銀行など金融機関で口座を開く場合の審査に使われる指標で、これが低いとクレジットカードの審査が通らずカードを作ることができません。ポイント生活にとってクレジットスコアを把握しておくことは重要なので、何回かに分けて解説していきたいと思います。

一番初めにしないといけないことは、自分のスコアが何なのか把握することです。無料で調べることのできるサービスはたくさんありますが、私はcreditkarma.comで定期的にチェックするようにしています。スコアは300から850の間で示され、日本人は真面目な方が多いのでよくスコアの上下を気にされますが、700以上あれば基本銀行の評価は変わらないのでスコアの数字に一喜一憂することは無いと思います。それよりなぜ上がったか、あるいは下がったか、その理由を把握しておくのがポイント生活への秘訣です。

スコアを左右する6つの指標

クレジットスコアが上下する指標は主に以下の6つですが、特に最初の3つがスコアへの影響が大きくなります。

  • 支払い履歴

  • アラート数

  • 限度額使用率

  • 口座の平均所持年数

  • 口座の数

  • 問い合わせ数

支払い履歴(payment history)

支払い履歴はちゃんと期日通りに支払いが行われているかをみています。ポイント生活するには全額毎月支払える範囲で行うというのが鉄則ですが、新しいカードを作った時にうっかり期日に間に合わないということのないように、自動引き落としをカードを受け取った時点で設定することをお勧めします。100%がexcellent、97%以下がneeds workとなっている通りかなり厳しめです。

アラート数(deragatory mark)

アラート数は過去に破産申告や滞納を行なった場合に付けられる、クレジットレポートの注釈の数です。普通に生活をしていると基本これは0ですが、identity theftなどが原因で自分の知らないところでソーシャル#を使われたりすることもたまにあるので、何もないことを確認しておくことは重要です。記録は7-10年残るとされており、0がexcellent、2以上はneeds workです。

限度額使用率(credit card use)

限度額使用率は、持っているクレジットカードの限度額の合計に対して、前月の締め日で使っている額の比率です。例えばカード3枚の限度額合計が$10000だとして、前月のstatement balanceが$2500だとすると、限度額使用率は25%となります。この%が低い方が良いので、スコアは上げたい場合には限度額を上げるか使用額を下げれば良いということになります。9%以下がexcellent、50%以上がneeds workとなります。

口座の平均所持年数(credit age)

口座の平均所持年数は持っているクレジットカードの平均所持年数です。長くカードを持っているということは、それだけ問題なく維持できる信用を得ているということなので、この数値は高い方がクレジットスコアも良くなります。ポイントゲッターはどのカードをキャンセルしてどのカードをPC(product change)するかというのを常に意識しています。9年以上がexcellent、4年以下がneeds workとなっていますが、前述3つと比べて影響は低くなっています。

口座の数(total accounts)

口座の数は単純に持っているカードの数で、21以上あるとexcellent、10以下はneeds workとなってます。持っているカードの数が多いということは、それだけ色々なところから信頼されているということなので、ちょっと意外かもしれませんがこの指標は多い方が良いとされています。credit ageと同じく、カードをキャンセルするとスコアが下がると言われている原因はここにあります。ただこの指標はそれほどスコアに影響がないので、それほど気にしなくても良いと思います。

問い合わせ数(hard inquires)

問い合わせ数は新しいカードやローンを申し込んだときに金融機関がクレジットスコアを問い合わせた数です。たくさんも仕込みが短期間にあると金策に走っててヤバいやつかも?と疑われるので、この数は低い方が良いです。2年間の間に0回がexcellent、5回以上がneeds workですが、ただこれもそれほどスコアに影響しないのでそれほど意識していません(私は一時期10とか行ってました)。ちなみに問い合わせには簡易的なsoft inquriyというのもあるのですが、そちらはこの数には含まれません。soft vs hardについてはまた別途。


まとめ

以上これらのポイントを分かっていれば、スコアをある程度コントロールできるようになります。ただ冒頭にも書いたように、700以上あれば基本銀行の評価は変わらないので、大事なことは定期的に把握しておくことと、なぜ変動が起きたのか分析することです。それさえしておけば、充実した#アメリカポイント生活 を送ってファーストクラスで世界一周も夢ではありません!

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