たった2ヶ月、1日90分の勉強で難関国家資格(一陸技)に合格した取って置きの勉強法。
勉強は苦痛です。資格を取得するために継続して勉強することは"もっと苦痛"です。
「どうやったら最低限の勉強時間で試験に合格できるか?」「どうやったら楽して資格を取得できるのか?」ひたすら考え続けた結果、取って置きの勉強法を編み出したのでそれを今日は紹介したいと思います。
取得した資格は「第一級陸上無線技術士」です。
目次
1. 第一級陸上無線技術士とは?
試験の内容は以下4科目から構成され、すべての科目に合格する必要があります。
(全科目60%以上で合格) 各科目の内容は以下の通りです。
2 背景知識
この試験を受験する前の私の保持していた背景知識のレベルを紹介します。
高校の数学、物理(電位、ローレンツ力、電子回路、対数計算など)の基本的な理解。
情報処理技術者としての基本的な理解(論理回路など)。
3. 一陸技分析
3.1 合格に必要な勉強量は?
この資格は、参考書を買う必要なし!
5年分の過去問を暗記すれば100%合格出来ます。
なぜなら、ほとんどの問題は過去問そのままの問題が出るからです。
(計算問題は値が異なります)
私は、無線工学の基礎を3年分+α、法規、無線工学A/Bを5年分ほぼ暗記し、自己採点で以下割合を取得し合格することが出来ました。
3.2 問題の傾向
問題の傾向についてお話したいと思います。
私が分析した限りではおおよそ3つのタイプに分類できると思います。
それぞれ例を挙げて説明したいと思います。
(過去問は日本無線協会が開示していますので、参考に見ることができます。)
公益財団法人 日本無線協会
3.2.1 丸暗記で解ける問題
例えばこのような問題。
原理が決まっていて変わることは無いのでどの組み合わせが解答かさえ暗記しておけば、そのまま試験で同じ問題が出るため容易に解答できます。
3.2.2 計算問題
このような問題は公式を暗記する必要があります。問題を見て公式が頭に浮かぶようになれば、試験では数値が変わるだけですので、計算を間違えなければ解くことが出来ます。(対数の計算は何度も練習する必要があります。)
3.2.3 選択肢がやや変わる問題
このような問題は選択肢が年によって微妙に変化します。ですので解答の内容をすべて暗記しておく必要があります。
基本的にはこの3パターンを意識して暗記すれば簡単に合格できます!
ちなみに加法定理などのsin,cosの公式などが解答の解説には出て来ますが、試験に合格するだけなら暗記する必要ありません。その手の問題はほとんど1.丸暗記で解ける問題なので、解答の選択肢の暗記で正解にたどり着けます。
4. 取って置きの勉強法
ここからいよいよ私が実施した勉強法をご紹介します。
4.1 テキスト
まずテキストは以下を購入しました。むしろ過去問集のみで十分です!参考書があると体系的に思考を整理することはできますが、参考書を1周勉強すると時間がかかりますし、不明点はGoogle先生が十二分に教えてくれますので不要です。
4.2 取って置きの勉強法
ここで取って置きの勉強法をお伝えします。
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