厄介の種類を考える
アイドルにハマって約二年ほど、握手会も行きましたし公演も行きました。握手会のことはまた別件で書きたいですし、初めての公演のことはこの記事で書きました。
そうして、アイドルにハマると耳にするのが「厄介」という存在。世の中には厄介なファンがいるといいます。今日はアイドル業界における「厄介」というのがどのようなものを指すのか、自分なりに分類してみたいと思います。
1、シンプルに迷惑な人
これはもう普通に考えたのですが、公演などで大声を出したり、暴れたりして迷惑行為をする人。これは当然厄介と呼ばれるでしょう。
2、アイドルに罵声を浴びせる人
私はかつて前田敦子のファンだったのですが、握手会であっちゃんを罵倒し泣かせたファンがいる、という報道を見たことがあります。これは完全に厄介でしょう。
この頃のあっちゃんかわいすぎ……この子を目の前にして罵倒できるとか大したもんだよな。花とか握りつぶすタイプ?
3、説教厨
AKBGは「会いに行けるアイドル」なわけですが、会いに行って説教をして満足するタイプのオタがいるようですね。
最近ではSNSの発達で、ネットでも説教ができるようになってしまいました。私はある意味この人たちは悲しいんですよね。多分アイドルのことが好きで、アイドルのことを思うあまりこのようになってしまったんだろうって。
ただ、アイドルは個人の所有物ではありません。自分の思い通りにならないからといって説教してもしょうがないです。そういうテンションになってしまったときは、もうそのアイドルはあなた向けのコンテンツじゃなくなってるんですよ。お互いのためにもおとなしく離れましょう。
4、転売厨
これは単純な転売ではなくて、特に総選挙時によくあることだったそうなのですが、ある一人のアイドルの握手券を何枚も買う→わざと遅い時間に行き時間オーバーになる→余った握手券は無敵の誰でも行ける券となる、という錬金術?を使う人たちがいたそうです。
これはアイドル側にとってもひどい話で、総選挙時の握手券が売れる→私に投票してくれる、のはずが目論見は外れますし、本来その子の券を買いたかったオタはその買い占め厨のせいで買えなくなっているわけです。更に、ここで転売厨というタイトルを回収しますが、選挙券は転売しているのです。つまり、安い値段でいろんな子と握手だけして投票はしない、というわけです。本当にひどい話で、厄介の中でも相当タチが悪いんじゃないかと思います。
5、繋がり厨
アイドルと繋がろうとするやつ。
これに関しては「嘘」を吹聴することも多いです。たとえば、自分は○○と繋がっている、関係者と仲が良いので優遇してもらえる、等。
騙されないでくださいね。自分が仮に繋がってたら繋がってると言いますか?優遇されてたら優遇されてると言いますか?言わないですよね。
この人らはただそういうことを吹聴して目立ちたいだけです。信じて叩いたりしても喜ぶだけですよ。無視が一番です。
6、そもそもアイドルの文化とかを知らない人
これは最近増えている気がするのですが、「そもそもアイドルとか興味ない」くせになぜかアイドルに粘着する人たちです。「○○と言わないのか(普通言わない)」「○○のDVDは出ないのか(普通出ない)」等、アイドル文化をよく知らない、知る気もないのになぜかいっちょかみしてくる人たちです。学べとは言わんから離れろ。
1~5までは一応アイドルに興味があって一通り見て、という連中ですが、この人らは本当にそもそも興味がない。一体人生に何があったらこうなるんだといった様相ですが、まあ彼らには彼らなりの美学があるのでしょう。クソまみれの美学だけども。
以上、こんな感じですね。興味深いのは、オタの人に会って話を聞いてみると、1、2のような露骨なタイプを実際には見たことがないと言う人がほとんどなんですよ。
まあそれもそのはずで、迷惑行為とかしたらつまみ出されますし、出禁にもなります。出禁にならなくても怒られてそれ以降しおらしくなれば、他のオタと変わりません。大して声の大きくない3~5のような厄介が主流なのではないでしょうか。そして6のニュー厄介に関しては何をかいわんや。人生見つめ直してくれ。もっと楽しいことが世の中にはあるよ。おわり。
追記:以下はTwitterで他にも種類ありますか?と聞いたところ面白い回答を得られたのでそれを参考にまとめたものです。※自分であとから考えついて追加したものもあります。
7、ガチで結婚できると思っちゃってる人
5で書いた「繋がり厨」に近いかもしれません。「結婚しよう」というのは気の知れたオタは軽率に言ったりするそうですが(そしてアイドルにお断りされるまでが一連の流れ)、それがガチになると途端に怖いですね。実際いたそうです。
8、ストーカーとかしちゃう人
いやもうこれは普通に犯罪なんで、厄介とかじゃないんで、やめようね!
9、よかれと思って雑誌等を転載しちゃう人
これはある意味かわいくもあるんですが、買ったよ~!ということを報告したくて、あるいは推しのこんなかわいいの見て~!という思いで、ついやっちゃうんでしょうね。
でも雑誌の転載は駄目だし誰かの購買する気持ちを削いでいるかもしれません。雑誌等の転載をするときはモザイクをかけたりしてちゃんと中身が見えないようにしましょう。
10、エアプ
これは6の「そもそもアイドル文化とかを知らない人」の分類かもしれませんが、そもそもアイドル文化を知らない人よりもう一歩踏み込んでる人ですね。要するに「見てきたように話す」人。
私も厄介のことをnoteに書く際に多少はネットで調べたわけですが、厄介に関して一見ものすごくきちんとした風なことを書いているページがまさに「エアプ」でした。
多少ぼかしますが、曰く、厄介は集団で前列の席を独占している(公演のシステム上そんなことはできない)、握手会の時間を長引かせている(握手会のシステム上そんなことはできない)のようなことが書いてありました。
もっともらしいので、初めて見た人はそんなことがあるんだ怖いナー。と思うことでしょう。そんなことないんで安心してください。威圧して席を奪取するとか書いてありましたが、公演会場って普通に狭いんでそんなことしてたらスタッフに即バレです。ていうか今は本人認証あります。
握手会もオタ一人に対しスタッフが最低一人はつくので当然長引かせることなど不可能です。私自身もかなりの力で剥がされたことがあります(悲しいなあ)。近くには警備員もいます。
こういうことを吹聴することも厄介の一種でしょう。ていうか目的がわからんというのが素直なところ。
11、自分をアイドルと思ってる
これは「アイドル気取る痛いやつ」という意味ではなく、勝手にアイドルのお気持ちを察して代弁するというタイプです。大抵的外れで批判的なのが特徴。お前のお気持ちを当てはめただけじゃないかと。
逆に自分に対する批判をアイドルに対する批判と受け取るタイプも。お前に言ってるんだよ。
12、アイドルで小説を書き始める
これはもうガチで末期なのですが、アイドルの名前を使い、完全に妄想でストーリーを組み立て垂れ流すタイプがいます。タイプというか、これもう普通に犯罪スレスレなんですが。
現代に生きる実在の人物で創作はしちゃいけない。わかりますね。アイドルはまだ歴史上の人物じゃないんですよ。
などなど……まだまだいろいろありましたね。まだありましたら私のTwitterまで報告よろしくです。
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