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50代の今から何が出来るんだろう
先日放送された 情熱大陸 竹政伊知朗氏編 ご覧になりましたか?
↓グッドルッキングガイ!
ここ最近の情熱大陸の中では一番良かった。
竹政医師が入院中のお母さんをお見舞いを
されたときに、ベットの上のお母さんが竹政医師に
「かわいい」っておっしゃったんですね。
すると、竹政医師も
「お母さんも、かわいいよ」っておっしゃった。
なんだかな。ウルウルしてしまった。
この番組の取材中にお母さまはお亡くなりになってしまったとのこと。
葬儀から数日後の竹政医師は
大事な一部を亡くしてしまったように見えた。
番組の最後で
「他人の評価は全く気にしてないけれど、誰に
褒められたいかといったら、両親」と仰ってた。
医師というより、一人の人間として圧倒的な
熱量というか・・
(昨日からずっと考えて適切な言葉が出てこない)
まっすぐな一本道の生きざまからにじみ出る
優しさとか強さをものすごく感じるのだ。
こういう人と仕事してみたかったなぁ。
そしてこの回を観てすごく考えさせられた。
素晴らしいロボット手術をもっと世に普及させたい。
それは国内だけではなく国外も同様で
世界のどこに居ても同じ水準の医療が受けられることが
理想だとおっしゃっていた。
その為に多くの若い医師にこの技術を一人でも多く
継承させていきたい。自分に残されてる時間は限られているからと。
竹政医師と私はほぼ同年代である。
もし私が20代だったら、
「こんなに素晴らしい仕事があるなら医師になろう」と思ったかも
しれない。
でも、医師に限らず、今この年齢で何か全く新しいものになることは
ほぼ到底無理な話である。まずそれがショックだった。
もう何ものにも新しいものにはなれないんだろうと。
だから!20代は大事なんだ。あの頃の私に言ってあげたい。
自分に残された時間という感覚も
電車を寝過ごしてしまってもうこんなところまで
来てしまった!
みたいなうっかりした感覚なのだ。
我ながら情けない。
限られた時間の中で私がしないといけないことって
何だろう。
同じ年月を生きて来たのに、継承するべきものが
ない。
あるとしたら、なんだろう。
良心の一つですら、きっと竹政医師の足元にも及ばないだろう。
ちゃんと生きようって思った。うん。
よくおてんとうさまが見てるからちゃんと生きるんだよ
っていうけれど
本当にそれしかない気がしてきた。
こんないい話をした後に書くのもはばかられるけど
ゴルフスタジオのコーチに
「私はここがあるから、会社に行けているようなものです。
会社をクビになったらここに通えなくなるって最初に思うと思う・・」
と言ったらコーチが
「僕はそんなスタジオの在り方を目指していたんです!」
あああ。よかった。需要と供給叶ってるじゃんと
想いながらも
そう、やはり私は真面目に生きるのはもう来世に期待する。
どうかどうか竹政先生 これからもご自身の信念を
貫いてください。