更に荒野を行く
大島はわたしは40年位前に
(あ、あなたは生まれてない?ってか)家族旅行で行ったと書きました。
昨日母に「大島へ行った時の記憶がほとんどない」と言ったら
「海に入った」って言ってた。全く覚えてない(-_-;)
翌朝、というよりも寝る前にふと
「あ、腕時計を脱衣所に忘れている」と気が付きました。
明日の朝行けばいいやと思っていたら
そう言えば・・フロントの人が
「明日は男女のお風呂は入れ替えになります」と言ってたことを
思い出し、やっちまったな・・と思いました。
朝、おもむろにフロントに行って
「そんなわけで黄金の腕時計を忘れてしまったので
もし見つかったら連絡してください」と
伝えました。まだその時は出て来ていません。
プレゼントで戴いたものなので、出て来てほしいなぁと思っていました。
帰りの港でホテルより電話があったので
送って下さいとお願いしました。あはは。
さて、私たちは今日はやはり三原山の火口に行こうと思い
ルートがいくつかあることを見つけると
ホテルよりそのルートがあるとわかりました。
昨日は月と砂漠ラインでしたが、今日は温泉ホテルルートから行ってみることにしたのですが、気になるのは時間です。6時半に出て2時間で帰って来れるのかと。
ぶっちゃけお勧めは昨日の月と砂漠ラインの方が
スターウォーズ感たっぷりでしたが
ホテルルートはひたすら荒野を目指す感じです。
昨日、Aより「バックのマダム持ち」を指摘されたので
出勤持ちに変えました(笑
朝で気温も低かったのでコート着用。
で・・実は昨日、Aが砂漠の規模や圧倒感で(上下左右感が麻痺する感覚)
恐怖のあまりに立ち尽くしてしまった時、わたしは他の場所で「おーーっ」と感動に浸っていたのですが
Aは私がいなくなったと勘違いして、とても不安だったと聞きました。
しかも、私ときたらスマホを車の中に置きっぱなしだったので
(よくある事なのでさして気にしてなかった)
彼女はとても怖かったと思います。
わたしは怖いってよりも、なんていうのかな。
わたしは、わたしじゃないんだなって思ったんです。
わたしという体を借りてるだけの私。
↑Aがこの写真撮る時に「赤いバッグもフレームに入れといたよ」
って(笑 これね・・ねっ転がってると地面に吸い込まれるように
感じます。起きるのが嫌になりました。
昨日も書いたけど、もし私が死んだら
真っ白のブラウスとジーンズ、赤いバッグをマダム持ちして
こんな風景の中あの世に向かうんだろうなぁって思ったんです。
(ちなみに人が亡くなる時って、思い描いたようにあの世へ向かうんだそうです。)
さて、時間が押し迫って来たので、火口までは行けずにいたのですが
9時にあのおいしいパンを買いに行かないといけないので
車に戻って、岡田港方面へ移動。
そして、ぷらっとハウスで昨日のパン屋のお兄さんを発見。
写真を撮り忘れましたがそれはそれは美味しいサンドイッチを戴きました。
いっつも思うんだけど、我々は常に美味しいパンとコーヒーと
時々ソフトクリームさえあれば満足なのです(笑
車を返してもまだ時間はあったので、バスで元町に戻って
温泉に行って、また、岡田港に戻ってプリンを食べ・・
そして時間になり船に乗り込みました。
私たちは出航前から死んだように寝ておりまして
気が付いたら夕陽が・・
あーー大島面白かった。また行きたい。是非是非。