見出し画像

506XX復刻(USA製)と201XXをリジッドから色落ちさせるぞ!

ヴィンテージデニムが欲しい!オリジナルの506XXと501XXのセットアップで街を闊歩したいと思いながらも…さすがに高過ぎて手が出ないやと思う40代半ばのオジサン。

これはやむなしと、国内復刻ブランドの雄、フルカウントでセットアップをしたため、それを楽しんでおりました。

しかし、ネットで見れば見るほどオリジナルの憧れは募るばかり。くうううううううと思いながらも、これは一旦の落とし所として「評価の高いリーバイス復刻をリジッドから着ていく」ことで満足感を得ることにしたのです。

506XXの復刻と言っても1986年にリーバイスジャパンによる71506-XXから始まり、1990年代中盤から後半にかけて大戦モデル、レザーパッチモデル、シンチバック無しモデルなどを発売しました。

そして、1996年に本国アメリカが動き出します。いわゆる「555」刻印のバレンシア工場製が登場し、生地や縫製にこだわった、より忠実な復刻として高い評価を得たわけです。

その後、2000年代になってからLVCが主導し2010年頃にはトルコ製、2020年からは日本製、ブルガリア製、中国製などが販売されています。

どうせなら復刻の中で最も評価が高く人気であるバレンシア工場製を買うぞ!!!と思ったものの…

ちょっと待って…復刻でこんなに高いなんて聞いてないよ…

リジッドだったら20万円とかしちゃうじゃん。あなた定価2万円とかだよね。ええ…となるわけです。

さすがにね、復刻で20万円はなんか違うよなと思って、だけどせめてアメリカ製がいいなと考えた結果、「コーンデニムを使用したアメリカ製の506XX デッドストック品でございます。水の通っていないバキバキの状態です。」という触れ込みのブツをヤフオクで発見。これを80,000円でゲットしました。

高いけど、バレンシア工場製に比べたらね。まあ許せるでしょうと。デッドストックだけどフラッシャー等がないのと内タグが切られているので格安ということで、まあコレクションではなく自分で着るから、そういったものは無くてOK。

ということで、到着したのがこいつ。

うん、なんか思ったより青くてバキバキ感はないな。まあ、でも着るしいいかな。

イメージしてたデッドの糊がビチっと入ってるのって、もっと色が濃ーーーくて、マジで折り目が着くくらい固いイメージだったけど、こんなもんなんですかね。

506XXね、いいじゃないの。全く縮みそうな雰囲気のない革パッチだけど復刻だしね。

ボタン裏刻印は4527。うん、どこか知らない。大丈夫か、これ?

このタグって切る意味というか理由は何なんだろうね。別に切る必要ないじゃんとか思って。

とりあえずUSA製だからいいじゃん。今はもう生産してないしさ。歴史感じるよ。いやでもさ、これ本当にUSA製なのかな。まあ、とりあえずいいや。USA製だとしたら2002年頃から2009年製造でしょう。2009年には製造がトルコに完全に移りUSAでの製造が完全に終了したという情報があるからね。

それより気になるのが。

これさー着てるよね。アタリ出てるじゃなーい?きっと糊落とさないで着てるよ。

水は通ってないかもしれないけど、バキバキのデッドストックはフカしちゃったよね。まあ、でもこのくらいには、すぐになっちゃからいいけど。でも嘘はよくないぜ。

…USA製は信じていいんだよな?

で!この506XXに合わせるのは何にしようかなーと色々と考えて決めたのが、201XX。201XXは1937年の501XXのディテールを再現した復刻モデルで、隠しリベット、片面レッドタブ、シンチバック、股リベットなどなど楽しい要素が盛り沢山なんです。

しかも、1998年のバレンシア工場製でいいじゃん!と思って、これまたヤフオクで80,000円で購入。


ああ、これはもうバキバキ。これをバキバキっていうのよ。

ほら、見て。固そうでしょ。固いのこれ。色もめちゃくちゃ濃い。濃紺。

俺が望んでいたのは、この濃紺とバキバキよ。

しかもちゃんとね…

ボタン裏555だし、タグ見たら98年6月製だし。良いよね!これ良いよね!506XXがかなり怪しいけど、多分大丈夫だよね!

とうことで、彼らの糊を落として乾燥機かけて縮ませます。

楽しみすぎるだろこれ。

いいなと思ったら応援しよう!