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バレンシア工場の501XX復刻版がマジですごい!
実は506XX復刻(日本製)を買った時に、なんとなーくデニムパンツコーナーも見ていたんですよ。
そしたら、バレンシア工場製の501XXが割と置いてあるんですよね。
で…
その501XXが想像以上に良かった…
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1955年モデルなんですけど、これもうオリジナルのヴィンテージって言われたら分かんないぞってくらいの迫力ですよ。なんて素敵なヒゲ!
そして、加工では絶対に出せない、履き込んだからこその黒みのあるブルー!
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ヤバくないですか?この雰囲気。
縦落ちがかなりキテる。復刻版もマジでバカにできない。
もちろん、バレンシア工場なのでトップボタン裏には555の刻印です。
この写真撮るの結構難しい…
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普通の古着屋に普通に売っている感じなのに、迫力が桁違いです。
これを買わずに帰るなんて無理ですわ…
赤耳は長年は着込んだ結果、超薄い桃色になっています。
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これもまたヴィンテージ感ありです。
裾はチェーンステッチなので素敵なアタリが出てるでしょ?
1955年モデルなので隠しリベットあり。
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パッチは紙パッチです。
ヴィンテージだったらこんなにキレイに残らないから、ここは逆に復刻だなーって感じ。
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膝裏のハチノスもバッチリ!
かっこいい!
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なんか糸ほつれちゃったりして、それまたいいよね。
コインポケット周りの色落ちも素敵だ。
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いやね、これはオジサンが若き日にBOONという雑誌でヨダレ垂らしながら見ていたヴィンテージのデニムですよ。
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分かる?この明るくない青い感じ。好きだなー。
生地もザクっとして分厚くて重い。良すぎるのだよ。
あとねー、1955年モデルのドスンとした太いシルエットが、ワーカー感と今っぽさがあってちょうど良いんですよ。
1937年モデルの201XXの太さが良い感じって思ったんですけど、やっぱり人気なだけあって1955年モデルが素敵ですわ。
ちなみに、価格は16,500円です。
この価格で、こんなのが手に入っちゃうと…ヴィンテージはマジで歴史的価値と希少性を身につけているって感じになります。
もちろん、本気の専門家からしたら全く違うんでしょうけど、少なくともちょっとしたデニム愛好家の私からしたら、これが16,500円で手に入る中で、ガチヴィンテージを50万円とか60万円とかで買うのは、ちょっと躊躇しちゃいますね。
ちなみに、リジッドでバレンシア工場製の501XX復刻1955年モデルを手に入れようとすると…
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フラッシャーなしで13万円から15万円。サイズわからんけど。
フラッシャー付きだと、それ以上…高え…
フラッシャーなしの506XXが明らかに新品じゃなかったから、これは悩ましい。
安物買いの銭失いじゃないけど、ちょっとケチっただけで痛い目を見てしまう。
あの、クタクタ506XXには正直納得いっていないんだよね。着てて満足感がないわけよ。
というか、そもそもバレンシア工場閉鎖後のアメリカ製の506XX復刻は、デニムが薄いんじゃないかって思ってます。
だって、日本製のもっと古いやつがしっかりしてるんですもん。
はっきり言って、日本製の方が満足度高いですよ。
改めて確認なんですけど、アタシはね、自分で履き込んで変化を楽しみたいワケですよ。
もちろん、この501XX復刻は素晴らし過ぎて買ってしまったんだけど、やっぱりリジッドから色を落としていって、人生を共に歩みたいのです。だから、今回買った506XX復刻と501XX復刻って色味が近くて、セットで着れちゃったりするんですけど、これをアタシの望むところではない。あくまで、色落ちのサンプルというか研究対象として買ったところもあるのですね。
いまさらだけど…
このまま、あの506XXと201XXで毎日を送ってしまうのは、1年後のアタシ、2年後のアタシが後悔しないのか。少し向き合わなければいけないのではないかと思っています。
だってさ、あの感じだとフルカウントの方が素敵な経年変化を見せそうなんだもん。
うーん、バレンシア工場は人気なだけあって、すごいんだな。思い知った。