心が醜い女を創りだす私とガス燈とホ・オポノポノ
ずるくて嘘つきで、人を貶めようとする女と一緒に働いています。上司に取り入って、仕事をまったく放棄し、休みたい放題しながらまるで女帝かのように振る舞う、信じがたいほど心が醜い女です。容姿もその心にぴったり似合っている風体です。
不思議なことに、周囲の人たちは、この女と普通に会話をして楽しそうに笑い合ったりできるし、なんだったら好ましくさえ思っているように見えるのです。こんな醜悪な人間と普通に接することができる人たちは、何も感じないほど鈍い人たちなのでしょうか。それとも逆にとても成熟していて、この醜さに耐えることができる、あるいは包み込んであげられるだけなのでしょうか。それとも、私のその女に対する捉え方が大きく間違っているのでしょうか。もはやその可能性もあります。あんまりにも皆がその女に対して親切なので。昔に観た『ガス燈』という映画を思い出します。皆が正常で私の精神がおかしいのか…? あのときのイングリット・バーグマン。すごく不安で孤独でした。今の私です。あっ、美貌と気品は差っ引いた残りが私です。
ちょっと飛躍しますがスピリチュアル界隈では、目の前に起きている現実は自分が創りだしていると言われていますね。引き寄せているのだと。とすれば、この醜い女を、私が創りだしていることになります。驚愕するほどに醜いのに、私自身の仕業だなんて自分を超越してクリエイティブではありませんか。
この現実創造力を逆の方向へ活用すれば、この女を私の視界から、意識から、抹消することができるということになるはずです。いろいろなメソッドが言われていますが、私が興味を持った「ホ・オポノポノ」をしてみます。
ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています。
うん、吐きそう。それでももう一回やってみます。
ありがとう、ごめんなさい、ゆるしてください、愛しています。
実はこれまでにも試してきていたのですが、今回文字にしてみることにしたのです。ずっと心の中で唱えていても一向に現実が変わらないので、もしかしたら、頭の中にあったものに、文字という形をまとわせることで物理的に私の外に置いてみたら、同じ作用が私の世界に起きるかもしれないと考えたからです。つまり、私の見えている範囲の外へと、いなくなってくれるのかもしれない、と。なんらかの変化があったらまた報告します。寒い夜ですから、皆さんどうか温かくお過ごしください。