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【画材紹介】呉竹さんのFUDEBIYORI使ってみた

こんにちは、み子です。

アナログ画材はこれまで、水彩色鉛筆とコピックをメインに使っていました。
と言いつつ、デジタル(CLIP STUDIO)を使うことの方が多かったのですが、生成AIの蔓延る昨今の情勢からアナログの価値を改めて認識しはじめ、自分自信の表現の幅を広げたく、最近いろいろと新たに画材を購入したのでその一部をご紹介します。

その名も、呉竹さんのZIG FUDEBIYORI Holiday Special セット!

あんまり自分が描くような漫画イラストで使われている例を見つけることができなかったこともあり、「コピック風なのに水に溶けるペンって何!?しかもコピックより安い……」ということで、思い切って48色セットを購入しました!


簡単に試し描きしたイラストがこちら。

感想としては以下の通りです。

・滲ませたいなら目の粗い厚めの画用紙が良い。
コピックはケント紙とかでもいいけど、これは多分そういう紙だとどうにもならなそうな気がします。

・コピックみたいに他の色同士ではそれほど滲まず、水を差すことで混じる。
他の色同士で全く滲まないわけではありませんが、あんなに混ざりはしません。

・滲むのが遅い
あんまり滲まないな~と思っていると後からジワジワ紙に染みこんでいくかんじ。あとから見るとこんなに滲んじゃった!ってなるので注意が必要。

・めっちゃ鮮やか
もしかしたら48色セットが濃い目の色が多かっただけで、単品で淡い色があれば淡い表現もできるかもしれないけど、直接作品に筆をおくと鮮やか不可避。でも、他の紙に絵の具のようにぺンで色を置いて、水を含ませた筆でそれを溶かして薄い色水にして、作品にもってくれば淡い表現もできます。肌色がそんな調子で丁度良い色が無かったので、ホッペはよそで溶かしたピンクの薄い色水をのせました。

・コピックより筆が固い!
水で溶かさないようにすれば、固いからこその繊細な表現も出来そうです。髪とか。

・めっちゃ鮮やか×透明の水、で極端な滲みを遊べる。
コピックでも鮮やかな色&0番で出来ると言えば出来る、かもしれないけど、あんまりそういう発想が無かったので、この画材に出会って気づけた表現でした。

・裏にそれほどは染みない
これはコピックとの違いですね。がりがり塗ってるお洋服の辺りは若干映ってますが。

・紙が多少波打つ
これもコピックより水彩系の画材と近いところで、水を含ませてるからそうなるんだと思います。

【結論】
コピックでも水彩色鉛筆でも水彩絵の具でもない新しい表現が出来そう!!!

まだ使いこなせてませんが、他の画材と組み合わせてもいろんなことが出来そうだなと思います。

以上、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

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