なろう文学は物語の革命
ではないかと最近僕も考えてる。
美術史においてもある特定の地域や時代において、それまでの常識へのカウンターとして新たなジャンルが勃興してきた(らしい)
それを踏まえると、努力と幸福の天秤を徹底的に幸福側に傾けた、ご都合主義満載のいわゆるなろう文学も
小説家になろうという世界の片隅で急速に醸成された新しい物語の機軸、なのではないかと思う。
物語なんて突き詰めればエンタメなんだから渋み不要って考えが背景にあるのかなと(正直、だとしたら良く分かる)
未来では不条理文学の対をなす存在としてご都合文学みたいな名前で括られるのかなと思ったりします。
名前こそあまり聞こえが良くないけど、ご都合主義、自分はとても好きです。