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Fooocusの実戦的トピック(AI画像生成)④「指の数が変!Photoshopで超簡単修正!」
AIでイラストを作ると、指の本数ってけっこうシビアです。1本足りなかったり、1本多かったり……
せっかく気に入った可愛い女性が作れたのに、指の数のせいで台無しです 。
同じプロンプトで作り直しても、まったく同じポーズの女性ができるとも限らないし、もう、悲しくなります(´;ω;`)。
そんな時、Adobe Photoshop(アドビ・フォトショップ)の最新のAI機能を使うと、超簡単に修正できることが判明しました!
ということで、以下に、私が実際に行った手順を紹介していきますね。
元の画像と修正画像
まずは、以下の2つの画像を見てください。上は元の画像です。少女の右手の指が4本しかありません。でも、下の画像では、ちゃんと5本そろっています。
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この修正、PhotoshopのAI機能を使ったら、ほんの数分で修正できてしまいました。
ただし、photoshopはAI機能の付いた最新版を使う必要があります。でも、サブスクを利用すれば「フォトプラン」が1ヶ月1180円で利用可能 です。
あまりにも便利すぎるので、実際に私も自己投資だと思ってサブスクで利用しています♫
修正手順
使うツールは範囲選択ツールです。「オブジェクト選択ツール」か「なげなわツール」などが使いやすいです。
修正したい画像をPhotoshopに読み込んだら、左端にあるツールの一覧から範囲選択ツールを選びます。
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「指」を追加したい場所を、大まかでかまわないのでぐるっと囲んで指定します。
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次に、画像の上にカーソルを置いて右クリックします。
すると、下のようなウィンドウが開きますので「生成塗りつぶし」を選択しましょう。

横長の黒いウィンドウが出てきます。
左端に書いてある「生成塗りつぶし」の文字をクリックすると、プロンプトを記入できるようになります。
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どのようにしたいのかのプロンプトを指定しましょう。もちろん、日本語で大丈夫です。
今回は、「薬指を追加で作画する」にしています。
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無事に足りなかった指が生成されました!
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なお、右側のウィンドウを見ると、バリエーションのパレットが展開されています。
この中にある何種類かの生成された追加部分から、気に入ったものを選ぶ事が可能 です。
今回は、3番目の指を使いました♪
どれも気に入らなかったら、再生成も可能です。
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修正が終わったら、必要に応じてPhotoshopを使ってレタッチすると、より完成度が上がりますよ。
修正したら忘れずに保存しよう
修正が終わったら、保存を忘れないようにしましょう。このまま保存すると、Photoshopでしか開けない形式になってしまいます 。
jpgやpngなど、好きな形式で保存するには、まずはレイヤーを結合して1つにする必要があります。
右端にある「レイヤー」の上で右クリックすると、あらたなウィンドウが開きますので、「画像を結合」を選択するだけです。
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その後は、上部のメニューの「ファイル」から、「保存」または「別名で保存」を使って、修正の終わった画像を保存すれば完了です。
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Photoshop(フォトショップ)の進化した機能には、本当に驚かされました。
おかげで、ずっと悩まされていたAIイラストの指の変形や欠損、それに6本や7本になる問題が解決です 。
しかも、やり方も超簡単なのですから、本当に助かりますね。
※ この記事は、筆者の既存のブログ記事をnote用に追記・修正したものです。
※ この記事に使われているすべてのイラストは、StableDiffusion XLの「Fooocus」によって作成されています。
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