サイト内で籠りたいんだもん
サイト内に籠り、敵を迎え撃ち、1キル…2キル…3キル…!
そんなキルクリップに憧れるあなたに贈る。サイト内籠りガイド。
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だけど…
籠りを妨げるもの①
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敵のエントリーと同時に犬や猫などが入ってくる状況はあまりに厳しい。最強基地が一瞬で崩壊してしまうのは間違いない。味方が耐えモクをくれたとしても相手のレーダーに映ればハチの巣にされてしまうだろう。
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攻撃オーメンはレーダーを見てパラを入れよう
籠りを妨げるもの②
相手が勢い任せに来てくれないとき、厳しい状況になってくる。
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ワイヤーやケージを突き抜けて入ってきてくれればいいが…。籠りを行う場合、自分から顔を出すことが難しい状況になる為、ジワジワ詰められた場合には厳しさしかない。
さきほどのシーンは無いやろ!とお思いかもしれないが、下図のような形でタワーを占拠されるようなことはあるだろう。孤独な耐えを求められるシーンだ。
時間がたっぷり残っている場合、この状況から敵は急いでAサイトに突入する理由はないのだ。ゆっくりとローテを匂わせたりしながら、防衛側のシフトを咎めて、ジワジワとサイファーに圧をかければ良いからだ。
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籠り準備編①
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相手がこんな構成だったとしよう。問題になるのは先ほどの話からするとスカイの犬である。こいつがサイト内に索敵に入ってくる状況になると詰む可能性が高いので、自分の籠りポイントに入ってくる前に壊そう。しっかりと犬の使用状況を把握しておくことでラウンド後半になっての事故を防ぐことが出来る。
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もちろん味方が壊してくれると一番ありがたいです
籠り準備編②
時間というものは頼もしい味方になるときもあれば、恐ろしい敵になることもある。籠りサイファー君にとって怖いのは時間がたっぷり残っているにも関わらず包囲されており、攻撃側がジワジワと詰め寄ってくる状況だ。
出来るだけ時間がなくて、足音をドタドタと立てながら、雑にクリアリングをしてワイヤーに飛び込んできて欲しいのだ。
ということは、攻撃側には時間を使わせてローテして欲しいことに他ならない。
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Aサイト籠り予定のサイファーとしてはどうしたらよいだろうか?急いで走って駆け付けるべきだろうか…。
一つの基準となる要素があるとすればレーダーを見てサイトにエントリーされているのかどうかを確認することだ。Bメイン部分に停滞しているのか、Bサイト内に入っているのかでは大きな違いがある。Bメインから相手が出てきていないのだとすれば、まだシフトする必要はない。3人しか見えていないのでミッドやAラークがくる可能性もあるのだ。
Bメインに攻撃側が少しばかり見えただけの状況で、「寄った方がいいかも?」と考えてスクリーンに寄るとあなたは籠りチャンスを失うことになる。
一般的にはちょっと寄っておいた方がいいと言われているが、籠りガイドにおいては逆手に取って中にいることが効果的な展開となる。
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こんな展開になった場合は時間や状況が籠りボーイの味方をしてくれるだろう。気配を消しスパイク設置だけを倒すのも有効だ。焦って先に顔を出すんじゃないぞ。十分に敵を引きつけてから倒そう。
さらに、こんな展開に繋げやすくする為にはカメラをBメインから聞こえる位置に配置してパカパカする手法が効果的だ。
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終わりに
籠って敵を倒すには、それなりに事前準備をしておくことが重要である。仕込みを十分に行ったとしても空振りになる確率は少なくないが、キッチリ決まれば気持ちよさとラウンド勝利をもたらしてくれるだろう。
また、相手の構成によってはイニシエーターが豊富でなかなか中に籠って守ることが難しい場合がある。ブリーチが毎回スタンしてきて中に居座るのが難しいケースもあるだろう。
味方が前目前目で戦っているのに自分だけ籠っているのも良くない場合があり、カバーキルを地道に取った方が良い試合もある。
それでも籠って油断しているスパイク設置者を倒し、1キル…2キル…3キル…!と繋げてクラッチする気持ちよさは、他の立ち回りでは補給できない成分が含まれている。
やってみよう。籠りクラッチ。知らんけど。