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後に引けない誕生日
初めまして.プロダクション人力舎所属いろはラムネの水上あめんぼと申します.僕は文章を読むことと書くことが好きです.また,人見知りで,舞台上でも日常でも,慌ててしまいます.
なので,僕の好きな文章を通すことで,僕自身についても,いろはラムネについてもゆっくり紹介していけたらいいなと思い,noteを始めました.
1月22日の誕生日からnoteを始めることができたら,きりが良いなと思ったのですが,間に合いませんでした.
ただ,紹介とは言いつつも,単なる日常生活や好きなものについて,ゆるりと書いていく形となると思いますので,気軽に読んでいただけたら幸いです.
昔から僕は自分の誕生日がいつかを人に話すのが,恥ずかしく感じていました.自分にとっては誕生日でも,他の人にとっては普通の日なので,意識してもらうのがすごく申し訳なくて,中学でも高校でも,あまり人に言いませんでした.なんとなく「僕は誕生日とかどうでもいいと思ってるから」というスタンスで過ごしていました.
僕の高校の部活では,誕生日の人にみんなでプレゼントを買って,部活後にみんなで集まって渡すという習慣がありました.高校二年の時,僕だけプレゼントは用意されていたものの,みんなは集まらず,仲のいい部活の友達一人が代表で渡してくれました.寂しさを感じつつも,例のスタンスでいた僕は,今さら態度を崩せないと思い,「おう,ありがとう」と受け取りました.
この時,僕は,誕生日を自ら周りに言わずとも,どこからか周りが僕の誕生日の情報を仕入れてきて,プレゼントをみんなで渡してくれる,そんな人望のある人間になりたかったのだと気づきました.誕生日を意識してほしくないと言いつつも,本当は意識してほしいと思っていました.申し訳ないなんてまったく思っていませんでした.
格好つけた姿勢は,結局今も崩すことができず,身の回りで誕生日を祝ってくれた人が,現在,家族と高校の友達一人のみとなりました.こうやって,自分の恥をさらしても問題がないのは,お笑いの良いところだと思います.
ひねくれも22歳まで続くと,もう矯正できなさそうなので,このまま格好つけようと思っています.
ただ,お笑いを通して,お祝いのメッセージやプレゼントを下さった方々がいて,本当に優しい人ばかりだなぁとしみじみ思いました.生きていて,直接言われる言葉が,こんなにも嬉しいものかと実感した22歳の誕生日でした.本当にありがとうございました.
このような感じで,2日に1回のペースで,書いていこうと思いますので,どうぞよろしくお願い致します.