完璧な夫婦じゃなくていい : 楽に付き合うための心のヒント
こんにちは、ともはです。
どんなに仲の良いカップルや夫婦でも、関係がうまくいかなくなる時期はありますよね。
近い距離だからこそ難しい!
夫婦や恋人、パートナーシップ。
近い距離の人であればあるほど、関係を保つことは簡単ではありません。
夫婦というのは特に難しいものです。幸せになるために結婚したのに、気がつけば摩擦ばかり…。
そう感じたことはありませんか?
でもね、考えてみてください。
もともとは別々の人間が、一つ屋根の下でずっと一緒に暮らすなんて、無理なことや我慢しなければならないこともある、それは当然だと思いませんか?
もちろん、その分、助け合ったり、一緒に楽しんだりもできますよね。
でも、人はどうしても、感謝よりも不足に目を向けがちです。
誰かと一緒に暮らすって、それだけで大変なことも多い。時々会うだけの関係性でさえ、100%良い状態を保つのは難しいものです。
余計なエネルギーを手放した彼女の決断
以前、旦那様とのパートナーシップに悩んでおられた方のお話があります。
彼女は、子育て中に夫がほとんど助けてくれなかったことから、夫婦間の会話がなくなり、関係は破綻状態に。
しかし、経済的な事や子供達の事を考えると離婚することも難しく、心の中では不満と不信感が募るばかりでした。
「もう話すのもいや…」
「許せない」
そんな負のエネルギーが、自分の中で渦巻いているのを感じても、どうすることもできません。
でも、ある日、彼女はこう決意しました。
「まずは夫との間にある余計なエネルギーの消耗をやめる!!」
具体的には、以下のような考えを心に決めたのです。
・夫は夫のままでいい。無理に変えようとしない。
・夫を加害者にしない。自分を被害者にしない。
・夫への感謝できる部分を素直に認める。
・自分は夫に同じ分だけ、きちんと恩を返してきている。
・私たちの間には貸し借りはない。
・一緒に過ごした時間で、お互い成長したことを認める。
・たとえ別々の道を歩むことになっても、良い関係を築けると信じる。
・それぞれ自立し、幸せな人生を歩むことができると考える。
・自然な流れに身を任せ、必要以上に抗わない。
・自分は自分にできる事をする
**「夫と少し距離を置こう」**と決めた彼女は、不満を募らす代わりに、自分の時間を大切にすることを最優先にしました。
すると次第に優しい気持ちで夫に接することができるようになり、夫婦間の会話が取り戻されてきました。
何より自分自身が以前より、とても楽に生きれるようになりました。
「完璧を求めすぎない」という選択
私たちは、時に完璧な夫婦関係を求めすぎることがあります。
でも、それは相手への過剰な期待となり、関係をより難しくしてしまう原因になっているかもしれません。
彼女のように一度、期待や不満から距離を取り、余計なエネルギーを手放すことで、パートナーシップに新しい風が吹き込むことがあります。
次回の記事では、こうした考え方をベースに、パートナーとの関係を改善するための具体的な方法をお伝えしますね!