男性らしさ・女性らしさの枠を超えて、真の愛に生きる方法
これまでの時代
男は男としての役割を
女は女としての役割を
果たすことが
社会通念の中で
当たり前とされてきました。
「こうしなければいけない」
「こうでなければいけない」
そんな価値観が
私たちの祖父母や親の世代では
より強く縛りとなり
本来の自分らしさを生かすことを
封印してきたのではないでしょうか。
たとえば
女性は子供を産み
家事をすることが義務
男性は戦争に出て国を守り
勝利を手にするのが使命
こうしたドラマが長い間
繰り広げられてきました。
もちろん
それも一つの愛の形です。
何かを守るための
強い愛といえるでしょう。
しかし
真実が人の数だけあるように
愛の形や表現もまた
人の数だけあるのではないでしょうか。
子供を産み育てることだけが
女としての義務ではありません。
それがすべての女性にとっての
幸せとは限らないのです。
草花を愛でることも
動物を慈しむことも
空間を整えることも
誰かを思いやって
行動することも
それぞれが持つ
愛の表現なのです。
そして男性にも
感謝したいと思います。
これまで物質的に発展発達した
豊かな文明を築くために
多くの苦労と犠牲を
払ってきてくれました。
もし、その努力がなければ
今でも屋根も床もない寒い暮らしや
徒歩だけで移動する
不便な生活を送っていた
かもしれません。
まずは心からの
「ありがとう」を伝えたい。
そして労いの氣持ちを
送りたいのです。
しかし
そんな男性たちもまた
強くあらねばならない
自分がトップでなければならない
という観念に縛られてきました。
その観念に違和感を覚え
そこから抜け出そうとする人が
今少しずつ増えているように感じます。
男性らしさとは何でしょうか。
男性らしくあるべきといった
社会の固定観念が
本来の自分を縛りつけては
いないでしょうか。
同じように女性も
女性らしさと言う枠にとらわれ
自分の中に宿る愛の思いに
触れられずに生きていることが
あるかもしれません。
比較や競争に疲れ
流行や情報に振り回される日々
そんな中で
真の愛に目覚めようとする人が
増えているように感じます。
それはとても
怖いことかもしれません。
私自身もそう感じていました。
けれど、その怖さに向き合い続け
探求していく中で
1つの確信にたどり着きました。
自分の内なる意識に
忠実に生きること
他人に批判されても
そんなの無理だと言われても
どんなときも
自分の味方でいる
自分の
内なる力を信じる
この大切なことを私たちは
忘れてきたのではないでしょうか。
今こそ
真の役割を生きる時です。
それはあなたがあなたらしく
好きなことをして幸せに生きること
喜びを持って人生は歩むこと
その時こそ真の愛に生きる瞬間が
訪れるのだと思います。